こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
1. 「忙しい」の本当の意味
こんにちは、三原です。
今日は「忙しいから○○できない」という言葉について、少し考えてみたいと思います。
皆さん、こんな経験ありませんか?
「バスケの練習をもっとしたいけど、忙しくてできない」
「指導法の本を読みたいけど、時間がなくて…」
「新しい戦術を勉強したいけど、今の仕事が忙しすぎて…」
よく聞く言葉ですよね。
私自身も、昔はよくこんなことを言っていました。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
「忙しい」って、本当はどういう意味なんでしょうか?
辞書で調べると、「することが多くて、時間的余裕がない」とあります。
つまり、「今やっていることで時間が埋まっている」ということですね。
言い換えれば、「今の自分の優先順位では、それをする時間がない」ということなんです。
この「優先順位」というのが、実はとても重要なキーワードになります。
2. 優先順位の見直し
ここで大切なのは、その「優先順位」を見直すことです。
本当にやりたいことがあるなら、今やっていることの中で「やめられるもの」はないでしょうか?
例えば、私の経験を少しお話しします。
大学受験の時、バスケ部を引退してからは、勉強に集中するために睡眠時間を削りました。
今思えば健康的ではなかったかもしれません。でも、当時の私にとっては、それくらい大学合格が最優先事項だったんです。
毎日10時間、12時間と勉強しました。友達と遊ぶ時間も、テレビを見る時間も、全て勉強に充てたんです。
そうして半年間必死に勉強して、無事に志望校に合格できました。
社会人になってからは、毎日ブログを書く習慣をつけるために、テレビを見る時間をなくしました。
テレビを見なくなった2時間を、朝早く起きて勉強や執筆の時間に充てたんです。
最初は大変でした。でも、この習慣のおかげで、今では毎日情報発信ができています。
こうして振り返ってみると、「忙しい」というのは、結局のところ「優先順位が低い」ということだったんですね。
3. 「やめる」ことの重要性
新しいことを始めるには、何かを「やめる」必要があります。
24時間という限られた時間の中で、新しいことを始めようとすれば、必然的に他のことを減らさなければなりません。
「やめる」というと、何か後ろ向きな印象を受けるかもしれません。
でも、本当に大切なことのために「やめる」のは、むしろ前向きな行動なんです。
「やめる」ことで生まれた時間を、自分の成長のために使う。
そう考えれば、「やめる」というのは、自分の人生をより良くするための積極的な選択と言えるでしょう。
例えば、私の場合、テレビを見るのをやめたことで、ブログを書く時間が生まれました。
その結果、多くの方とつながり、新しい学びや機会を得ることができています。
「やめる」ことは、新しい扉を開く鍵なんです。
4. 小さな一歩から始める
とはいえ、いきなり大きな変化を起こすのは難しいものです。
まずは小さな一歩から始めてみましょう。
例えば、毎日15分だけ本を読む時間を作る。
そのために、スマホを見る時間を15分減らす。
これくらいなら、誰でもできそうですよね。
小さな変化でも、それを継続することで大きな成果につながります。
1日15分の読書。
これを1年続ければ、5475分。
つまり、91時間以上の読書時間が生まれるんです。
91時間あれば、どれだけ多くの本が読めるでしょうか?
どれだけ新しい知識や視点を得られるでしょうか?
小さな積み重ねが、大きな変化を生み出すんです。
5. 本当にやりたいことを見つける
最後に、もう一度自問自答してみてください。
「自分は本当に何がしたいのか?」
「それは、今の生活の中でどれくらい優先順位が高いのか?」
本当にやりたいことなら、それを実現するために何かを「やめる」覚悟はできるはずです。
逆に、「やめる」覚悟ができないなら、それは本当にやりたいことじゃないのかもしれません。
私の場合、バスケットボールの指導者として成長することが、最も優先順位の高いことでした。
だからこそ、毎日の情報発信や勉強の時間を確保するために、他のことを「やめる」決断ができたんです。
皆さんも、自分にとって本当に大切なことは何か、もう一度考えてみてください。
そして、それを実現するために何ができるか、何を「やめる」べきか、具体的に考えてみてください。
「忙しいから」という言葉で諦めてしまう前に、もう一度自分の優先順位を見直してみてください。
きっと、新しい可能性が見えてくるはずです。
時間は誰にでも平等に与えられた大切な資源です。
その使い方次第で、人生は大きく変わります。
「忙しい」を言い訳にせず、自分の人生を自分の手で作っていってください。
今日の話が、少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。
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三原学でした。それでは、また。
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