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「忙しいから」はほとんど言い訳 24-8-12 #331

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

1. 「忙しい」の本当の意味

こんにちは、三原です。

今日は「忙しいから○○できない」という言葉について、少し考えてみたいと思います。

皆さん、こんな経験ありませんか?

「バスケの練習をもっとしたいけど、忙しくてできない」

「指導法の本を読みたいけど、時間がなくて…」

「新しい戦術を勉強したいけど、今の仕事が忙しすぎて…」

よく聞く言葉ですよね。

私自身も、昔はよくこんなことを言っていました。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

「忙しい」って、本当はどういう意味なんでしょうか?

辞書で調べると、「することが多くて、時間的余裕がない」とあります。

つまり、「今やっていることで時間が埋まっている」ということですね。

言い換えれば、「今の自分の優先順位では、それをする時間がない」ということなんです。

この「優先順位」というのが、実はとても重要なキーワードになります。

2. 優先順位の見直し

ここで大切なのは、その「優先順位」を見直すことです。

本当にやりたいことがあるなら、今やっていることの中で「やめられるもの」はないでしょうか?

例えば、私の経験を少しお話しします。

大学受験の時、バスケ部を引退してからは、勉強に集中するために睡眠時間を削りました。

今思えば健康的ではなかったかもしれません。でも、当時の私にとっては、それくらい大学合格が最優先事項だったんです。

毎日10時間、12時間と勉強しました。友達と遊ぶ時間も、テレビを見る時間も、全て勉強に充てたんです。

そうして半年間必死に勉強して、無事に志望校に合格できました。

社会人になってからは、毎日ブログを書く習慣をつけるために、テレビを見る時間をなくしました。

テレビを見なくなった2時間を、朝早く起きて勉強や執筆の時間に充てたんです。

最初は大変でした。でも、この習慣のおかげで、今では毎日情報発信ができています。

こうして振り返ってみると、「忙しい」というのは、結局のところ「優先順位が低い」ということだったんですね。

3. 「やめる」ことの重要性

新しいことを始めるには、何かを「やめる」必要があります。

24時間という限られた時間の中で、新しいことを始めようとすれば、必然的に他のことを減らさなければなりません。

「やめる」というと、何か後ろ向きな印象を受けるかもしれません。

でも、本当に大切なことのために「やめる」のは、むしろ前向きな行動なんです。

「やめる」ことで生まれた時間を、自分の成長のために使う。

そう考えれば、「やめる」というのは、自分の人生をより良くするための積極的な選択と言えるでしょう。

例えば、私の場合、テレビを見るのをやめたことで、ブログを書く時間が生まれました。

その結果、多くの方とつながり、新しい学びや機会を得ることができています。

「やめる」ことは、新しい扉を開く鍵なんです。

4. 小さな一歩から始める

とはいえ、いきなり大きな変化を起こすのは難しいものです。

まずは小さな一歩から始めてみましょう。

例えば、毎日15分だけ本を読む時間を作る。

そのために、スマホを見る時間を15分減らす。

これくらいなら、誰でもできそうですよね。

小さな変化でも、それを継続することで大きな成果につながります。

1日15分の読書。

これを1年続ければ、5475分。

つまり、91時間以上の読書時間が生まれるんです。

91時間あれば、どれだけ多くの本が読めるでしょうか?

どれだけ新しい知識や視点を得られるでしょうか?

小さな積み重ねが、大きな変化を生み出すんです。

5. 本当にやりたいことを見つける

最後に、もう一度自問自答してみてください。

「自分は本当に何がしたいのか?」

「それは、今の生活の中でどれくらい優先順位が高いのか?」

本当にやりたいことなら、それを実現するために何かを「やめる」覚悟はできるはずです。

逆に、「やめる」覚悟ができないなら、それは本当にやりたいことじゃないのかもしれません。

私の場合、バスケットボールの指導者として成長することが、最も優先順位の高いことでした。

だからこそ、毎日の情報発信や勉強の時間を確保するために、他のことを「やめる」決断ができたんです。

皆さんも、自分にとって本当に大切なことは何か、もう一度考えてみてください。

そして、それを実現するために何ができるか、何を「やめる」べきか、具体的に考えてみてください。

「忙しいから」という言葉で諦めてしまう前に、もう一度自分の優先順位を見直してみてください。

きっと、新しい可能性が見えてくるはずです。

時間は誰にでも平等に与えられた大切な資源です。

その使い方次第で、人生は大きく変わります。

「忙しい」を言い訳にせず、自分の人生を自分の手で作っていってください。

今日の話が、少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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