こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
指導者こそ特徴を持つべき時代に
今回は「指導者こそ特徴を持つべき時代になってきた」というテーマでお話しします。
バスケットボールの指導者として20年近く経験を積んできましたが、最近特に強く感じていることがあります。それは、選手以上に指導者自身が特徴を持つことの重要性です。
## なぜ今、指導者の特徴が重要なのか
バスケットボールの世界では、選手個人の特徴や武器を持つことの大切さがよく語られます。
例えば、日本代表男子を見てみると:
– 河村選手のスピード
– 馬場選手の運動能力
– 富永選手の3ポイントシュート
このように、個性豊かな選手たちの集まりが人気の秘訣になっています。
ただ最近は、むしろ指導者の方こそ特徴を持つべきだと考えるようになりました。
その理由は、戦術面での差別化が難しくなってきたからです。
戦術のコモディティ化
オリンピックを前に、各国代表チームの練習試合の映像をYouTubeで見る機会が増えました。
そこで気づいたのは、世界中のチームが似たようなバスケットをしているということです。
昔は情報が限られていたため、チームごとに独自の戦術やスタイルがありました。しかし、インターネットの発達により、効果的な練習法や戦術が誰でも簡単に手に入るようになりました。
これは、ラーメン屋の例で言えば:
– 昔:うまい店/まずい店の差が大きかった
– 今:レシピがネットで簡単に手に入り、どこも一定レベル以上
バスケットの世界も同じで、戦術面での差別化が難しくなってきているのです。
指導者の人柄こそが差別化のポイントに
では、チーム作りで差をつけるにはどうすればいいのか。
私が考えるに、それは指導者の人柄や特徴なのではないでしょうか。
「あの先生に教わりたい」
「あのチームに入りたい」
こう思わせる要素として、指導者の人間性がますます重要になってきています。
指導者に求められる特徴とは
では具体的に、指導者はどんな特徴を持つべきでしょうか。
いくつか例を挙げてみます:
1. 母校愛や伝統への思い入れが強い
2. リーダーシップがあり、選手の話をよく聞く
3. 決断力がある
4. 独自の指導哲学を持っている
5. 人間的な魅力がある
要は、バスケットの技術や戦術以外の部分で、その人ならではの特徴を持つことが大切なのです。
まとめ:人間性を磨こう
「何を言うか」より「誰が言うか」の方が大事——
この言葉の意味が、今ほど重要になってきた時代はないかもしれません。
インターネットの影響で、バスケットの技術論や戦術論はある程度平準化されてきました。そんな中で私たち指導者に求められているのは、人間性を磨き、独自の特徴を持つことなのです。
あなたならではの魅力、それを見出し、磨いていく。
それが、これからのチーム作りの鍵になるのではないでしょうか。
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三原学でした。それでは、また。
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