こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
無視する選択肢を持とう 〜成長のために必要な考え方〜
私たちは小さい頃から「みんなと仲良くしましょう」「全員の意見を受け入れましょう」と教わってきました。
道徳の授業でも、学校生活でも、家庭でも。
これは理想としては素晴らしいことです。
でも、現実はどうでしょうか。
いくら頑張っても、自分と合わない人はいます。考え方の違う人はいます。価値観の異なる人がいます。
これは事実として受け入れるべきことだと私は考えています。
なぜ無視という選択肢が必要なのか
あなたは真面目な方だと思います。
このブログを読んでくださっているということは、きっと向上心の高い方なのでしょう。
「何か学びたい」「もっと良くなりたい」という気持ちで、日々いろいろな情報を集めていることでしょう。
本を読んだり、セミナーに参加したり、YouTubeで勉強したり。
そんな方に限って陥りがちなのが、「すべての意見を受け入れようとしすぎる」ということです。
「この人の言うことも正しいかもしれない」 「あの人の意見ももっともだな」 「この考え方も取り入れないと」
そう思って、自分と合わない意見まで受け入れようとして、悩んでしまう。
これは実はとても危険なことなんです。
なぜなら、それはあなたの個性や長所を消してしまうことにもなりかねないからです。
チョコレートの例え話
具体的な例え話をしましょう。
チョコレートが好きな人は「甘いから好き」です。 一方で、チョコレートが嫌いな人も「甘いから嫌い」なんです。
同じ「甘さ」という特徴に対して、好む人と嫌う人がいる。
これはどちらが正しいとか間違っているとかいう話ではありません。
単純に、合う人と合わない人がいるだけなんです。
もしチョコレートに人格があって、嫌いな人から「あなたは甘すぎる」「そんなに甘くない方がいい」と言われたとしましょう。
そしてチョコレートが「そうか、僕は甘すぎたんだ」と思って、その甘さを消してしまったら。
結果、どうなるでしょうか。
チョコレートを好きだった人までが離れていってしまうんです。
「チョコレートなのに甘くない」 「これじゃあチョコレートの良さがない」
と。
自分の良さを消さない
この例え話が教えてくれることは、誰かに合わせようとして自分の特徴を消してしまうと、自分の良さも一緒に消えてしまうということ。
これは非常にもったいないことです。
私も指導者として20年以上やってきましたが、最初の頃はよくありました。
「もっとこうした方がいい」という意見を真に受けすぎて、自分の良さを消してしまうことが。
でも、そうやって自分を消していくと、結局は誰からも支持されない中途半端な存在になってしまうんです。
そうではなく、「これは自分には合わないな」と思った意見は、きちんと無視する。
その選択肢を持っておくことが、実は成長には必要なんです。
直感を大切にする
人間の脳は実はとても優秀で、「この意見は自分に合うか合わないか」というのは、だいたい直感で分かるものです。
「なんかしっくりこない」 「どうも違和感がある」 「この話を聞いていて疲れる」
そういう感覚を大切にしましょう。
この感覚は実は重要なメッセージなんです。
もちろん、最初から門戸を閉ざすのはよくありません。 いろいろな意見を聞くことは大切です。
でも、すべての意見を受け入れる必要はありません。
「この意見は自分には合わないな」と思ったら、堂々と無視する。 その選択肢を持っておくことが、実は成長には必要なんです。
成長のために必要なこと
特に向上心の高い方ほど、「すべての意見を受け入れなければ」と思いがちです。
「もしかしたら、この意見に従った方がいいのかも」 「この人の言うことを聞かないのは、成長を止めることになるのでは」
そう思って悩んでしまう。
でも、それは違います。
確かに、向上心を持って学び続けることは大切です。 でも、それは自分の軸をなくすということではありません。
むしろ、自分の良さを活かしながら、必要な部分だけを吸収していく。 そんな賢い学び方が必要なんです。
大切なのは、自分の良さを消さず、夢の実現に向かって進んでいくこと。
そのために、時には「無視する」という選択肢を持つことも大切なんです。
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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