こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
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連敗中の修正方法 – チームルールに立ち返ることの大切さ
こんにちは、三原です。
今日は連敗中のチーム修正について、私なりの考えをお伝えしたいと思います。
連敗中に陥りやすい落とし穴
連敗が続くと、指導者も選手も不安になります。
「今までやってきたことは間違っていたのではないか」 「このままじゃマズイ、何か新しいことを始めよう」
そんな気持ちになるのは当然のことです。
私も20年の指導経験の中で、何度もそんな気持ちになりました。
しかし、この「新しいことを始めよう」という考えが、実は落とし穴なんです。
なぜ新しいことを始めてはいけないのか
たとえば、マンツーマンで負け続けているから、ゾーンディフェンスを始める。
あるいは、今までのオフェンスがうまくいかないから、新しいフォーメーションを取り入れる。
こういった「付け足し」の修正は、ほとんどの場合、成功しません。
理由は簡単です。
今までやってきたことが完璧にできているわけではないのに、新しいことを始めても、それはさらなる混乱を招くだけだからです。
チームルールという基本
では、連敗中に何をすべきか。
それは「チームルール」に立ち返ることです。
チームルールとは、その名の通り、チームの約束事です。
たとえばディフェンスでいえば…
・ボールマンとの距離は何メートルか ・ボールの隣の選手はどういうスタンスで守るのか ・ヘルプの位置はどこか ・スクリーンに対してはどう守るのか ・カットはどう対応するのか
こういったことを、細かく決めているはずです。
シーズン序盤が大事
私は今、毎日のように高校生を指導していますが、シーズン序盤のチームルール作りが本当に大事だと感じています。
なぜなら、連敗中に立ち返る場所が必要だからです。
シーズン序盤に…
・オフェンスのルール ・ディフェンスのルール ・コミュニケーションのルール
この3つを、しっかりと作っておくことが重要です。
私からのメッセージ
最後にお伝えしたいことがあります。
バスケットボールの試合に完璧な準備というものはありません。
どんなに準備をしても負けることはありますし、むしろ負けることの方が多いでしょう。
でも、その時に大事なのは、新しいことを付け足すことではなく、基本に立ち返ることだと私は信じています。
遠回りに見えるかもしれません。
でも、チームルールをしっかり作って、そこに立ち返れる場所を作っておく。
これが、長い目で見たときの、一番の近道なのです。
「基本に忠実であれ」
これは100年前から言われていることですが、これからも変わらない真実だと思います。
今日のお話が、少しでもあなたのお役に立てば嬉しく思います。
明日も一緒に頑張りましょう。
今日の参考文献
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三原学でした。それでは、また。
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