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微差力の恐ろしさ 24-10-20 #399

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

微差力の恐ろしさ – 1mmの差が人生を大きく変える

今日は「微差力の恐ろしさ」というテーマでお話しします。

微差力とは、ほんのわずかな差のことです。1mmや1秒といった、一見取るに足らない差が、実は人生を大きく左右するという恐ろしい力を持っています。

この話は、ボトムアップ理論の畑喜美夫先生から学んだ大切な考え方です。

あなたのチーム作りにすぐに役立つ内容だと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1秒の差で明暗が分かれた箱根駅伝予選会

昨日、箱根駅伝の予選会がありました。

約21kmのハーフマラソンを走るレースで、10位までが本戦出場権を獲得します。

そこで驚くべきことが起こりました。

10位の順天堂大学と11位の東京農大の差が、たった1秒だったのです。

21km走って、たった1秒。

この1秒で、本戦に出場できるかどうかが決まったのです。

スポーツの世界は1mmや1秒で決まる

スポーツの世界では、本当に些細な差で結果が180度変わることがあります。

サッカーでは、三笘薫選手の1mmのラインキープが話題になりました。

バスケットボールでも、残り0.1秒での逆転シュートなど、劇的な場面をよく目にします。

こういった「最後の1mm」や「最後の1秒」は、とても印象に残りやすいものです。

でも、私が今日みなさんと考えたいのは、そうではありません。

最後ではなく、「最初」の方です

最初の1mmこそ大切だ

私が強調したいのは、「最初の1mm」「最初の1秒」の大切さです。

ここでちょっと例え話をします。

あなたが横浜からサンフランシスコまで船で行くとします。

世界地図で見ると、まっすぐな線で結べそうですよね。

でも、出発時の角度がたった1度ずれただけで、到着地点はサンフランシスコではなく、メキシコになってしまうそうです。

つまり、最初のわずかな差が、最終的には大きな違いを生むのです。

日常の小さな積み重ねが結果を左右する

この「最初の1mm」の考え方は、私たちの日常生活にも当てはまります。

例えば:

  • 練習前に靴をきちんと揃える
  • 気づいたゴミを拾う
  • 挨拶や返事をしっかりする
  • 少し低い姿勢でプレイする
  • ボールを掴むときに指を広げる

これらは些細なことに見えるかもしれません。

でも、こういった1mmの差が、2時間後の試合結果を大きく左右するのです。

微差力を意識して行動しよう

箱根駅伝予選会の1秒差から学べることは、最後の1秒だけでなく、最初の1秒を大切にすることです。

日常生活から意識を高め、小さなことにこだわる。

そうすることで、目標に到達できる可能性が高まります。

逆に、最初の一歩を適当にしてしまうと、全く違う結果になってしまうかもしれません。

ぜひ、この「微差力の恐ろしさ」を意識しながら、今日も荷物を整理し、正しい姿勢でバスケットボールに取り組んでみてください。

きっと、素晴らしい結果につながるはずです。

この話が少しでも役立ったと感じた方は、ぜひチームの子どもたちにも伝えてみてください。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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