こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
さて、今日のテーマはこちらです。
ボトムアップ理論とは?わかりやすく
ボトムアップ理論とは
広島県サッカー指導者、畑喜美夫先生の指導法です
選手の発想、創造をできるかぎり大切にするチームづくりです
【Good Bad Next】
安田学園では、練習前後にチームミーティングを行います。
練習前は「ゴール設定」。今日の練習で、何をやりたいか。
練習後はその振り返り。
この習慣がすごく大事で、選手の成長に欠かせません。
振り返りはGood、Bad、Next。コーチ講習で教わった方法を生かしています。 pic.twitter.com/HHqcPotHhl
— 三原学🏀バスケの大学 (@coach_manabu) August 22, 2023
なぜボトムアップなのか
わたしは高校バスケの指導で、20年の経験があります
最初は知識の豊富さ、練習量で勝負していました
しかし、最も大切なことはバスケを好きにさせて、やる気にさせることだと気づいたのです
一言でいうと
ボトムアップ理論は選手の「成長」を中心に置いた指導法です
JBAのプレーヤーズセンタードコーチングにも通じます
畑先生のキーワードは
- みんなが主役
- みんなで成長
- いきいきした組織
勝利 ≠ 成長
スポーツにおいて勝利はすばらしいことです
しかし、勝利したからといって、すべてが成長につながるとは限りません
逆に負けても大きく成長することさえあります
すべてを成長につなげるチーム作りがボトムアップ理論です
自己決定
すべてを成長につなげるために大事なのは自己決定です
人から決められた限界は超えられませんが、自分で決めた限界は超えて行けるのが人間です
自ら考え、決める。やってみる。コーチはそれをサポートする。
自己決定による学びの支援が成長につながります
?+?=10
たとえば「1+9=?」という指導はトップダウン型指導です。答えは1つしかありません
そこを「?+?=10」という指導がボトムアップです。
監督がビジョンを打ち出す。そこ向かう細かい方法は、選手たちに任せてみる
たとえば
コーチがマンツーマンディフェンスの基礎を教えます。練習指導をします。練習法を考えます
練習試合をしたら、「誰が誰をマークする」を生徒に決めさせてみます
試合後の振り返りで「今日は何の練習が必要か」を生徒に決めさせてみます
全力の練習
練習は全力で行う。細部にこだわる。これは異論がないはずです。
コーチの方針のもと、自己決定で取り組む試合、練習は、きっと全力で行い、細部にこだわるはずです。
この力を外からの強制ではなく、選手の内側から引き出すコーチングがボトムアップ理論です
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