こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
ウインターカップ
いよいよ今日から、高校日本一を決めるウインターカップが始まります
毎年、東京に全国のチームが集まることで、わたし個人としてもいろんな方にお会いできるので、とても楽しみにしています
また、今までもわたしはウインターカップをきっかけに人脈が広がり、バスケを学んできました
参考になるチーム
ウインターカップを見るときに、あなたのチームに参考になるか、ならないかを見極めましょう
日本一を決める大会なだけに、その競技レベルはトップであり、観客として楽しむにはすべての試合が最高だと思います
しかし、一般的なチーム(の指導者)がそこから学び、何かを自分の指導に採り入れたいと思ったとき、いくつかの注意点があります
参考になるチームについて私の考えを述べます
学びの対象としての試合
- 平均身長の低いチームを見る
- 初出場、できれば地区2位を見る
- ロースコアの試合を見る
- 大差で負けたチームのこだわりを見る
これらを中心に学ぶことをおすすめします
①平均身長の低いチームを見る
バスケにとってサイズは重要です
どこのチームも、留学生などの長身選手を喉から手が出るほど欲しがります
しかし身長がないチームほど、創意工夫でそのハンディをはねのけ、勝ってきているはずです
特にディフェンスや、パスワークで独特の戦いをしているチームが多く、大変参考になります
また体力、走ることの重要性も教えてくれます
②初出場、できれば地区2位を見る
優勝チームや伝統校に憧れ、その戦術を真似する傾向は世界中の誰もが持っています
しかし、多くの場合は能力に優れて、一般のチームに参考にならない場合が多いです
一方で、初出場、または地区2位(3位)でようやくウインターカップをものにしたチームは、並々ならぬ努力や、戦い方のこだわりがあるはずです
それは確実にあなたの参考になります
ここで大事なのは、そのチームのカラー、独自のこだわりがあるか、ということです
伝統校でも独自のチームカラーが徹底されているならば、大いに参考になります
対して、初出場でもチームカラーというより、優れた選手の能力で勝ったチームは、あまり参考にならないと思います
「選手を集めて勝つ」は強化の王道であり、まったく否定するつもりはありません。しかし、参考になるかならないか、の点でお話をしています
③ロースコアの試合を見る
ロースコアの試合は一般的につまらないと言われます。でもわたしは好きです
なぜなら、ロースコアほどチームのこだわり、我慢の大切さが学べる試合だからです
特にディフェンス面で、大いに参考になるプレーが多いと思います
速攻主体のハイスコアではなく、ロースコアの試合の中に参考になる戦術が見られるはずです
④大差で負けたチームのこだわりを見る
トーナメントなので、必ず大差の試合があります
初戦は大接戦で勝ったのに、次の試合は大差で負ける。よくあることです
大差の試合は観ない人が多いようですが、負けたチームがどこにこだわって強豪に戦いを挑んでいるか、そこを見抜くと参考になります
たとえ1Qで2点しか取れなかったとしても、2点取ったバスケットはそのチームこだわりの2点なはずです。そこから勇気と戦略が学べます
というお話です
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三原学でした。それでは、また。
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