Voicy&インスタ

男女で練習メニューは変えるべきか? #103 23-12-12

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

質問いただきました

Voicyのコメント欄で以下の質問がありました

中学生を教えています

男女一緒に同じことをしていますが、分けるべきでしょうか?

人数について

男女の前に、全体の人数についてです

指導者1人が教えられるのは7名が限界と言われています

バスケットボールに限らず、会社経営などで言われていることなので、これは真実だと思います

全員に公平・公正に指導するという点では「指導者の数を増やす人」ことが、現実的に大事なことです

現実問題

もし1人の指導者が男女どちらのチームを見るとなったら、

1つのコートで混ざって練習するか、半面で隣り合わせで練習するかのどちらかでしょう

7名上の選手を完全に管理、指導することがそもそも無理なので、どうしても目が行き届かないところが出てきます

ましてや、練習メニューを分けて、別々に指導するなど現実的ではないです

理想的ではないですが、それが現状でしょう

男女の競技差

バスケットボールのルールで男女の差は、ほとんどありません

唯一ちがうのはボールの大きさだけ

ルールが違えば練習メニューを変えるべきですが、まったくルールが同じである以上、同じ練習内容でも問題ないと言えます

ボールの大きさだけ変えれば、他は同じでいいという理屈です

男女の身体能力差

男性の方が瞬発力が、女性の方が持久力が優れていると一般的には言われます

バスケットボールはマラソンのように持久力だけが必要でもなければ、ウエイトリフティングのように瞬発力だけが必要でもありません

その両方が必要なバスケットボールは、瞬発力と持久力の両方をトレーニングする練習メニューになるはずです

この点からも、男女は一緒で良いことになります

わたしの体験

わたしは男子の専門なので、女子の指導についてはそこまで経験がありません

体育の授業では中高の女子を長年教えてきました

そのうえで、わたしの考えを述べるならば

  1. 女子はパスが飛ばない
  2. 男子は、女子との合同練習を嫌う

この2つは配慮が必要と感じます

女子はパスが飛ばない

女子は筋力の問題で、長い距離(7m以上)のパスを飛ばすことが苦手です

速攻でのショルダーパスや、逆サイドへのオーバーヘッドパスなど、あまり遠くへのパスは飛ばせない子が多いです

「遠くにパスできる」という発想があまりないので、そこは練習で体験させて、鍛えておくべきです

遠くにパスが飛べるだけで、女子の小中学生であれば、大きな武器になると思います

男子は女子との合同練習を嫌う

たとえば、男子vs女子でゲームをします

どちらの方がうまくなるかというと、明らかに女子だと感じます

逆に男子が合同練習でうまくなることはほとんどないように思います

考えは人それぞれでしょうが、男子は女子の前でプレーすると遠慮する傾向にあるので、全力を尽くす練習にはならないようです

男子だけでの練習試合などは、少し多めに組む方がいいでしょう

というお話です。

今日のお話、ぜひこのインスタでも振り返ってくださいね

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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