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【おすすめ1対1練習法5選】「個」の力がチームを変える!

【おすすめ1対1練習法5選】「個」の力がチームを変える!

こんにちは、三原です。
今日は「おすすめの1対1練習法」について、5つご紹介したいと思います。

はじめに、どうしてもお伝えしたいのはこれ。

「すべての基本は1対1にあり!」

これ、本当に大事な考え方です。

バスケットには、たくさんの戦術があります。
オフェンスのパターン、ディフェンスの連携、ヘルプ、ダブルチーム。
でも、どんなに高度な戦術でも、1対1で勝てないと全部がうまくいかないんです。

逆に、5人全員が1対1に強ければ、それだけで強いチームになります。

なので今回は、オフェンスが成功体験を積みやすく、ディフェンスには少し負荷をかける、そんなアドバンテージつきの1対1練習をご紹介します。


① ローポストでの1対1

まずはゴール下のポストでの1対1。

やり方はこうです。

エンドラインに2人並びます。
真ん中にコーチが立ってボールをスラップ(パンッと叩く)。
それを合図に、2人ともフリースローラインまでダッシュ!
踏んだらすぐにエンドラインに戻り、そこからポストアップして1対1スタート。

この流れがあることで、オフェンスが有利な状態になります。

身長が低くても、シールの取り方、ターンの仕方、フィニッシュ力が自然と身につきます。

ポストプレーは全ポジションに必要な技術。
ぜひ取り入れてください。


② ハイポストでの1対1

次はハイポスト。

これも背中合わせにエンドラインでスタート。
マネージャーがパスのタイミングを見て、オフェンスがフラッシュで飛び出してボールをキャッチ。

背中でディフェンスをブロックしてるので、自然とオフェンスが有利に。

ボールをもらったらすぐにフェイスアップして、
シュートか、ドリブルでカウンターを狙う。

とてもシンプルだけど、実戦に近い、いい練習です。


③ トランジション1対1

これは速攻のシチュエーションをイメージした練習。

スタートラインにコーンや椅子を置いて、
オフェンスとディフェンスが同時にスタート。
それぞれコーンを回ってから1対1を開始。

ほぼ横並びで始まるので、オフェンスのスピード勝負になります。

スピードドリブル、フィニッシュ力、走る体力が自然と鍛えられます。


④ クローズアウトからの1対1

これもオフェンスにアドバンテージをつけるドリル。

ディフェンスは、一度エンドラインを踏んでからスタートするので、遅れて出てくる形になります。

その分、クローズアウトが厳しい状態で始まります。

オフェンスはまずシュートを狙い、ディフェンスが出てきたらドライブに切り替える。

クローズアウトの練習にもなるし、判断力も身につく、おすすめのドリルです。


⑤ 制限エリアでの1対1(パイプ)

最後はちょっと変わった1対1。

コート上に「ここだけでやってね」という範囲(幅5~6m)を設定します。
その中で1対1を行います。

スペースが狭い分、オフェンスは難しい。
でも、ディフェンスにとっては守りやすくなります。

実際の試合でも、「この幅さえ守れればOK」という場面が多いので、
守り切る力を養うにはうってつけの練習です。


まとめ

今回は「おすすめの1対1練習法」を5つご紹介しました。

ポイントは、オフェンスが成功体験を積めるようにアドバンテージをつけること
ディフェンスには、試合以上の負荷をかけて、オーバーロードの原則で力を伸ばすことです。

この考え方で練習を組むと、選手たちの成長スピードは確実に上がります。

ぜひ、明日の練習から取り入れてみてください。

何か1つでも、あなたのチームのヒントになれば嬉しいです。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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