こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はYouTubeの原稿です。
こちらの動画をぜひご覧ください
ジャンプシュート
バスケットボールで最も大切な技術はジャンプシュートです
ジャンプシュートの成否が、そのまま勝敗を決めます
ジャンプシュートがどの距離から打てるか、誰が打てるのかによって、そのチームが行える戦術も決まります
初心者向けの練習方法をお伝えしますが、上級者も同じです。くり返し練習をして、基礎を徹底してください
上にのびたければ、基礎を固めるしかない
日本で一番高い建物は何でしょうか?
それは東京スカイツリーです。634m、世界有数の高層建築物です
では、地下に最も深く基礎杭が打たれた建物は何でしょうか?
それも東京スカイツリーです。地下50mの基礎杭が支えています
高い建物ほど、地下に深い基礎が必要なのです
このことから「上に伸びたければ、基礎を固めるしかない」の考え方をバスケットボールにも置きかえるべきです
フォームが大事な3つの理由
シュート、パス、ドリブル、ディフェンス、すべてにおいて基本のフォームがあります
良い選手に共通しているのは、フォームがきれいなことです
一流選手ほど独特なフォームではあるものの、基本姿勢、型はしっかりと抑えていて、考えなくても体が勝手に動く「習慣化」になるまで徹底されています
フォームが大事な3つの理由は、次の通りです
- 再現性が高い。同じ動作をくり返せるので、結果が安定する
- 疲れない。無駄な動きがなくなるので、体力を消耗しない
- 怪我をしない。体に負担がかからないので、選手生命が長くなる
シュートフォームの基礎
リングは45cm、ボールは22cm。左右にずれないことをまず考える
ボールは右肩、右目の上に構える
親指と小指を広げてボールをつかみ、安定させる
肘を伸ばしてフォロースルーする
「親指→小指→薬指→中指→人差し指」の順にボールが離れる。ただし、中指が一番長いので、中指と人差し指はほぼ同時になる
右手の人差し指から、右足の親指まで結ぶ線を「シューティングライン」という。このシューティングラインを直線にする
ジャンプして、最もバランスが安定する「最高到達点」でボールを放つ
ジャンプシュート練習方法
- 右手、左足だけでバンクシュート
- 両手、左足だけでバンクシュート
- 両手、両足でバンクシュート
- 両手、両足で正面からシュート
- ジャンプしながらシュート
- ミートシュート
この順で練習することをおすすめします
①右手、左足だけでバンクシュート
右手でボールを支え持ちます
左足は制限区域のニュートラルゾーン(ブロック)を踏みます
この片手、片足がシュートの「骨格」です
手首、肘、膝、足首を全部曲げて、シュートのときに同時に伸ばします
合言葉は「小さく構えて、大きくシュート」です
ボードの角にぶつける「バンクシュート」をします。理由は、初心者にとって、直接リングを狙うより簡単だからです
②両手、左足だけでバンクシュート
サポートハンドの左手を添えます
左手はボールの横に添えて、ボールを安定させます
シュートのときに、左手は動かしません。余計な力をボールに与えないように注意しましょう
③両手、両足でバンクシュート
さらに両足を床につけて、シュートします
左足に体重の70%が乗るようにします
右足のつま先を前に出して、リングを指すようにします
「左足は力、右足は方向」と覚えてください
④両手、両足で正面からシュート
ボールの下のふちを、リングに合わせる感覚で構えます
シュートの狙いはリングの手前です
ボールが左右にずれないことを強く意識してシュートします
右足をリングにまっすぐ向けて、シューティングラインを作りましょう
⑤ジャンプしながらシュート
ボールを頭上に構えて、その姿勢のままジャンプします
3回ジャンプして、4回目でシュートします
高く飛ぶ必要はありませんが、ジャンプの「最高到達点」でシュートする感覚を意識しましょう
最高到達点は、体のバランスが最も安定する瞬間です
⑥ミートシュート
実際の試合と同じ形のシュートです
1・2拍子のストライドストップで止まります
急ストップでも、今までの基本姿勢を崩さないようにします
止まり方はいろいろありますが、例えば左からボールが来たら「右・左」でストップするのが最も自然です
ぜひ動画をご覧ください
文章だけだとわかりにくいと思うので
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