こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
※音声で聞きたい方はこちら
教えすぎって本当にダメなのか?
こんにちは、三原です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今日は「教えすぎって本当にダメなのか?」というテーマでお話しします。
結論から言うと、教えすぎること自体が悪いわけではありません。
ただ、しっかりとした軸を持って教えることが大切だというのが私の考えです。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
教えるのは愛情。でも軸を忘れない
教えるって、指導者として当然の役割ですよね。
私もたくさんの場面で選手たちに「こうしなさい」「ああしなさい」とアドバイスをしてきました。
でも、その中で気づいたことがあります。
それは、「教える内容が軸を持っていないと、選手たちが混乱する」ということです。
たとえば、ディフェンスが下がってきたらどうする?
ポストにボールを入れる?
それともスクリーンを使う?
選択肢を増やすのは大事ですが、選手が自分で判断できるようにするためには、指導者自身が明確な軸を持って教えることが大切なんです。
判断力を鍛えるためには選択肢が必要
バスケットボールは「立体のじゃんけん」とよく言われます。
ディフェンスがこう動いたら、こっちを攻める。
相手がああ動いたら、別の選択肢を取る。
その選択肢が多ければ多いほど、選手たちは判断力を鍛えることができます。
「たくさん教えるのは早いんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
でも、私は違います。
選手たちに判断の材料を与え、それを練習の中で実践させることが、成長につながると思っています。
教えるだけでは足りない。「ドリル」に落とし込もう
ただ、言葉だけで教えるのではなく、それを具体的なドリルに落とし込むことが重要です。
たとえば、ディフェンスが下がったときにはポストにボールを入れる。
当たられたときにはドリブルで抜く。
これを口で伝えるだけではなく、実際の練習の中で「こういうときはこう動く」という形で身につけさせる。
これが本当の「教える」だと思っています。
子どもたちの成長を見守る心構え
一方で、「教えすぎると子どもたちの自主性がなくなるのでは?」という不安もあると思います。
これについては、私も完全に否定するわけではありません。
ただ、1つのコンセプトを持ちながら、多くの選択肢を与えることは、むしろ子どもたちの自由な発想を引き出すきっかけになると思います。
教えすぎて「考えることを放棄させる」のではなく、教えることで「考える力を伸ばす」。
そんな指導が理想ですね。
今日のテーマのまとめ
ということで、今日のテーマ「教えすぎって本当にダメなのか?」について、私なりの結論をまとめます。
- 教えること自体はダメではない。
- ただし、指導者自身が明確な軸を持つことが大切。
- 判断力を鍛えるためには、選択肢をたくさん与える。
- 言葉だけでなく、ドリルに落とし込む。
- 教えることで考える力を伸ばす指導を目指す。
バスケットボールは奥が深い競技です。
これからも私と一緒に考えていきましょう。
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