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ドリブル ダメな使い方はこれだけ 25-1-25 #483 【バスケの大学ラジオ】

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

※音声で聞きたい方はこちら

ドリブルのダメな使い方はこれだけ

こんにちは、三原です!

今日は「ドリブルのダメな使い方」についてお話しします。

バスケットボールにおいてドリブルは重要なスキルですが、使い方を間違えるとパフォーマンスを下げる原因になりかねません。

「ドリブルが多いとパスより遅い」なんて話も聞きますが、ここでは特にダメなドリブルに焦点を当てます。


ドリブルのよくある悩み

メルマガ読者さんからこんな質問をいただきました。

「普段はドリブルなしで2対2や3対3の練習をしています。でも、試合になると誰かがドリブルをすると、みんながドリブルに頼るプレイになってしまいます。どう思いますか?」

この質問、すごく共感できます。

試合でのプレイが練習と変わってしまう原因のひとつに、「ドリブルの目的」がはっきりしていないことがあります。


ダメなドリブルの代表例

ドリブルには良い使い方もあれば、直すべき使い方もあります。

特にダメなドリブルの代表例として挙げられるのが、「姿勢を立て直すためのドリブル」です。

例えば、パスをキャッチしたとき、基本的な動き出しの姿勢を取らずに、膝が伸びた状態で棒立ちになり、「ヨイショ」とドリブルをついて姿勢を整える。

これ、試合でよく見ませんか?

特に初心者やミニバス世代ではよくある動きですが、この「姿勢を整えるドリブル」は即刻直すべきポイントです。


なぜ「姿勢を整えるドリブル」がダメなのか?

バスケットボールでは、ボールを持った瞬間の動きが勝敗を大きく左右します。

キャッチしたときに「トリプルスレッドポジション」、つまりシュート・パス・ドリブルの3つができる姿勢を取らなければなりません。

このポジションを取れないと、ディフェンスにプレッシャーをかけるどころか、相手に攻める時間を与えてしまいます。

特に膝が伸びている状態では、動きが遅れるだけでなく、相手にとって守りやすい状況を作ってしまうんですね。


良いドリブルの使い方とは?

では、良いドリブルとはどういうものでしょう?

それは「目的が明確であること」が条件です。

例えば、こんな目的のドリブルがあります。

  1. ドライブするドリブル:ディフェンスを崩し、ゴールへ向かう。
  2. ボール運びのドリブル:バックコートからフロントコートへ運ぶ。
  3. パスの角度を作るドリブル:より良いポジションからパスを出すため。
  4. ポストプレイで軸足を変えるドリブル:体勢を整えて優位性を作る。
  5. 挟まれた状況を逃げるドリブル:ディフェンスからプレッシャーを解消する。

これらのドリブルは、いずれも「次のプレイに繋がる動き」と言えます。


今日のまとめ

ドリブルは試合で欠かせない技術ですが、その使い方を誤ると効果的なプレイには繋がりません。

特に、姿勢を整えるためだけのドリブルは不要です。

代わりに、目的を持ったドリブルを心がけることで、チームの流れが大きく変わります。

ぜひ、今日の内容を参考にして、ドリブルの意識を見直してみてくださいね。

今日の参考文献

 

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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