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不得意を克服する3つの方法 24-8-30 #349

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

不得意を克服する3つの方法

今日は「不得意を克服する3つの方法」というテーマでお話しします。

選手には得意なプレイと苦手なプレイがありますよね。その苦手なプレイ、不得意なプレイをどうやって克服するか。指導者としての観点から3つのポイントをお伝えします。

最後までお付き合いください。

1. ディフェンスが不得意ではいけない

まず1つ目は、「ディフェンスが不得意ではいけない」ということです。

これは克服する方法というより、克服しなければいけないポイントですね。

バスケットボールの試合で勝とうと思ったら、やっぱりディフェンスを中心にチーム作りをするべきだと私は考えています。

バスケットボールの試合では、ディフェンスからしか主導権は握れないんです。

オフェンスでいくら練習しても、相手のディフェンスによっては全く通用しないことがあります。

でも、ディフェンスなら常に戦術的な選択を取ることができます。

だから、ディフェンスが得意じゃないと、もうどうしようもない。試合にならないんです。

2. オフェンスの不得意は平均点に持っていく

2つ目は、「オフェンスの不得意は平均点に持っていく」ということです。

よく「得意を伸ばすか不得意を克服するか」という話がありますが、これはどっちも必要なんです。

例えば、身体能力の高いインサイドプレイヤーがいたとしましょう。でも、フリースローがめちゃくちゃ下手だとしたら。

試合になったら、ボールを持った瞬間にファウルされちゃいますよね。

だから、最低でも2本に1本は決められるくらいに持っていく必要があります。

明らかに平均点以下だったときは苦手を克服する。でも、まあまあ普通かなというレベルまで来たら、それ以上は望まずに得意を生かす方向に切り替える。

この感覚が大切だと思います。

3. フォーメーションで隠す

3つ目は、「フォーメーションで隠す」ということです。

これが今回一番伝えたいポイントです。

フォーメーションについては賛否両論ありますが、私は動きのパターン、動きの形を決めてあげた方が選手はやりやすいんじゃないかと思っています。

フォーメーションをすることで、役割分担が明確になります。そうすると、さっき言った「平均点くらいの苦手」をあまり出さなくて済むんです。

つまり、フォーメーションの大きな利点は、お互いの苦手なプレイを隠すことができ、得意なところだけを生かせるということ。

結果として、ミスが減るんです。

まとめ:不得意を克服する3つの方法

ここまでの話をまとめると、不得意を克服する3つの方法は以下になります:

  1. ディフェンスが不得意では絶対にいけない。ここは妥協せずに全員に求めましょう。
  2. オフェンスの不得意は平均点には持っていきましょう。明らかに入らないフリースローはある程度入るようにしたり、左手のドリブルもまあまあつけるようにしたり。
  3. フォーメーションで隠しましょう。お互いの長所をいいところにすれば、苦手が克服しきれなくてもそれを隠すことができます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

この中で、どれか1つでも「なるほど」と思えるものがあれば嬉しいです。

バスケットの指導は奥が深いですが、選手一人一人の個性を大切にしながら、チームとしての強さを引き出していくことが大切だと私は考えています。

これからも、バスケットボールの魅力を多くの人に伝えていけたらと思います。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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