こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
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戦術は何歳から教えるべき? 早期導入のメリットと具体例
こんにちは、三原です。
今日は「戦術は何歳から教えるべきか」というテーマでお話しします。
結論から言うと、私はできるだけ早い段階から戦術を教えるべきだと考えています。
その理由や具体例を、以下の5つの小見出しに分けて説明していきますね。
1. 個人技能と戦術は車の両輪
よく「戦術よりも個人技能が大切」という意見を聞きます。
確かに個人技能は重要です。でも、戦術抜きの個人技能って、どこに向かって進んでいいかわからない状態じゃないでしょうか。
例えば、ステップワークの練習。 「なぜこの動きが必要なのか」という理由がわかれば、選手のモチベーションも上がります。
だから私は、個人技能と戦術は車の両輪だと考えています。
2. 将棋から学ぶ戦術の教え方
私は子どもと将棋をよくやるんですが、将棋の教え方がバスケの戦術指導にとても参考になります。
最初は駒の動かし方を教えますよね。これは個人技能にあたります。
でも、すぐに「1手詰め」や「3手詰め」といった簡単な戦術を教えます。
「ここに金を打つと、相手はもう負けなんだよ」
こういった小さな戦術を積み重ねていくことで、徐々に全体像が見えてくるんです。
3. グループ戦術から始める
「戦術」と聞くと、5人全員の動きを細かく決めるイメージがあるかもしれません。
でも、最初はそこまで複雑にする必要はありません。
2人か3人の動きのパターンを教えるところから始めましょう。
例えば、ディフェンスならこんな感じです:
- ボールを持っている選手には強くプレッシャーをかける
- ボールの隣の選手はパスコースを塞ぐ
- その隣の選手はヘルプの準備をする
こういった基本的な約束事を教えるだけでも、選手の理解は格段に深まります。
4. 練習の目的が明確になる
戦術を教えると、練習の目的がはっきりします。
「今日はボールを真ん中に行かせないための練習をしよう」 「パスを受けさせない練習をしよう」
こんな風に、練習の意図が選手に伝わりやすくなります。
結果として、選手たちのモチベーションも上がるんです。
5. 上達のスピードが上がる
戦術を教えずに個人技能だけを磨いていると、上達のスピードが遅くなりがちです。
なぜなら、自分が今どこにいるのか、どこに向かっているのかがわからないからです。
地図を持たずに旅をしているようなものですね。
戦術という地図があれば、自分の位置や目的地がわかります。そうすれば、効率よく上達できるんです。
いかがでしたか?
戦術は難しいものではありません。むしろ、バスケットをより楽しく、より深く理解するためのツールなんです。
ぜひ、小学生や中学生の段階から、基本的な戦術を教えてみてください。
きっと選手たちの目が輝き始めるはずです。
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