こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
「やっぱり褒めるのは大事だけど…」理由なく褒めるのはNG!
こんにちは、三原です。
今日は「褒めること」についてお話ししたいと思います。
みなさん、選手や生徒を褒めていますか?
「褒める」というのは、指導者にとってとても大切なスキルですよね。
でも、ちょっと待ってください。
実は「こんな時は褒めてはいけない」というケースがあるんです。
今日はそんなお話をしていきますね。
褒める目的って何だろう?
まず、なぜ私たちは選手を褒めるのか、考えてみましょう。
単純に「褒めるのが良いこと」だから? それとも「選手のやる気を上げたいから」?
実は、褒める目的は2つあります。
- 良い行動を続けてもらうため
- 良くない行動をやめてもらうため
つまり、褒めるという行為には明確な目的があるんです。
心理学で言うところの「強化」というやつですね。
「とりあえず褒める」のはNG
ところが、中には「とりあえず褒めておけばいいや」という指導者もいます。
「いいね!」「すごいね!」「素晴らしい!」
こういった言葉、よく使いませんか?
実はこれ、あまり効果がないんです。
なぜなら、中身が伴っていないから。
選手や生徒が本当に求めているのは、「分かってもらえている」という感覚なんです。
褒めるなら理由を添えて
では、どうすればいいのか?
答えは簡単です。褒めるときは必ず理由を添えましょう。
「今のシュート、いいね!フォームがきれいだったよ」 「ナイスパス!相手のディフェンスを見てからの判断が素晴らしかった」
こういった具体的な褒め方なら、選手も「ああ、ちゃんと見てくれているんだ」と感じるはずです。
フィードバックという考え方
最近、私は「褒める」「叱る」という言葉をあまり使わないようにしています。
代わりに「フィードバック」という言葉を使うようにしているんです。
フィードバックとは、選手の行動に対して、指導者が感じたことを伝えること。
「今の練習を見て、私はこう思います」 「あなたのプレーは、私にはこう見えました」
こういった形で伝えれば、褒めるか叱るかという二択から解放されます。
そして、選手との信頼関係もより深まるはずです。
まとめ:理由を添えて、フィードバックを
いかがでしたか?
「褒める」ことは大切です。でも、ただ褒めればいいというわけではありません。
理由を添えて、具体的にフィードバックすることが大切なんです。
これを意識するだけで、あなたの指導は大きく変わるはずです。
ぜひ、明日からの指導に取り入れてみてくださいね。
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