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人のせいにしない 24-7-31 #319

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

人のせいにしない勇気 – 河村勇輝選手から学ぶ真の強さ

こんにちは、三原です。

今日はバスケットボール男子日本代表の河村勇輝選手から学ぶ 「人のせいにしない」ことの大切さについて、お話ししたいと思います。

先日行われたフランス戦で見せた河村選手の姿勢に、 本当に感動しました。

フランス戦の激闘

まずは、フランス戦の概要をお伝えしましょう。

90-94で日本が敗れました。

しかし、この試合は間違いなく オリンピック予選で最も素晴らしい試合だったと言えるでしょう。

フランスは前回東京オリンピック銀メダルのチームに加え、 NBA史上最高の新人と言われるビクター・ウェンバンヤマを擁する最強のチーム。

しかも開催国フランスでの試合という、 日本にとって不利な条件が重なる中での戦いでした。

そんな相手に対して、残り16秒まで4点リードという、まさかの展開。

99.9%勝てると思われた試合が、 残り10秒で3ポイントのバスケットカウントを決められ、 同点に追いつかれ延長戦へ。

結果、4点差で惜敗という、何とも言えない試合でした。

議論を呼んだ3つの判定

この試合、SNS上で大きく話題になった点が3つあります。

1つ目は、八村塁選手の退場です。

アンスポーツマンライクファウルを2回取られての退場。

2つ目のファウルは明らかでしたが、 1つ目はちょっと微妙だったかなと個人的には感じました。

2つ目は、24秒ショットクロックギリギリのフランスのシュートが 認められるか否かという場面。

レビュー後、一度得点板から2点減ったように見えたのに、 結局そのまま2点が認められたんです。

解説の田臥勇太さんも 「このような試合では1点が大事になります」 と言っていました。

そして3つ目。最大の話題となったのが、 河村選手のショットコンテストに対してのファウルコール。

日本のベンチ前で吹かれたあの笛。

3ポイントのバスケットカウントとなり、 試合は延長戦へ突入したんです。

河村選手の言葉に心打たれる

試合後のインタビューで、河村選手はこう答えました。

「試合をコントロールできなかった自分の責任です」

この言葉を聞いて、正直涙が出そうになりました。

オリンピック予選という大舞台。

しかも負けた直後のインタビュー。

こんなにきついものはないと思います。

それでも河村選手は、人のせいにせず、 自分に矢印を向けたんです。

画面越しではありますが、 本当に心の底から人のせいにしていないんだなと感じました。

人のせいにしない強さ

この試合は、人のせいにできる要素が たくさんあった試合だと思います。

審判のせいにしても良かったかもしれません。

でも河村選手は、そうしなかった。

司令塔として、チームを勝利に導けなかった責任を 感じると言ったんです。

あれだけの大活躍をして、 最後ああいうファウルを吹かれてしまっても、 自分のコントロール力の低さだと言える。

この人間性が本当に素晴らしいと思いました。

人のせいにしないという姿勢。

これこそが、スポーツする上での人間性が 最も現れる瞬間だったのではないでしょうか。

指導者として伝えたいこと

バスケットボール指導者の皆さん。

ぜひ、自分の手の届く範囲にいる子どもたちに、 この河村選手の人間性を伝えてほしいと思います。

勝敗だけでなく、こういった人間性を育てることこそが、 私たち指導者の役割だと思うんです。

人のせいにしない。

簡単なようで、とても難しいこと。

でも、それができる選手こそが、 世界の最高峰まで行けるんだと思います。

河村選手のような選手を育てられるよう、 私たち指導者も頑張っていきましょう。

日本代表、次も応援しています。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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