こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
泥臭い
「泥臭い」(どろくさい)
この言葉を聞いて、どんな印象をもちますか?
「あなたは泥臭い人ですね」と言われて、あなたはどう受け止めるでしょうか?
ほめ言葉ですか?それとも、ちょっと感じが悪い印象でしょうか
バスケのチーム指導では、泥臭いをほめ言葉としてとらえるチーム文化をつくりたいものです
辞書を引くと、泥臭いとは
洗練されていない、やぼったい、あかぬけていない様子。 泥のような匂いがすること
などと書いてあります
本来の意味は「かっこよくない」という意味のようです
であれば、「あなたは泥臭い人ですね」は決してほめ言葉にはならないはずです
しかし、スポーツの世界では、
地道な努力
目立たない、裏方としての仕事
「泥臭い」はこういった働きに敬意を表する言葉として使われています
「彼は泥臭いプレーでボールを奪い、勝利に貢献した」
などは立派なほめ言葉です
からだを張る
バスケの醍醐味は何と言ってもシュートを決めることです
特に遠くからの3点シュートは、バスケ最大の魅力があります
しかし、5人がそれぞれ思いつきで3ポイントばっかりを打っていれば、絶対に勝てません
からだを張る場面がないからです
3ポイントを打つために
- スクリーンでからだを張る
- 外れてもリバウンドでからだを張る
- 取られてもディフェンスでからだを張る
泥臭いプレーが支えとなって、その延長上に目立つ3ポイントがあるのです
「泥臭いプレー」なくして、シュートの成功、チームの勝利はあり得ません
自己肯定感
数字に表れる得点は、自分で達成感を感じやすいですし、周りも賞賛してくれます
- 昨日は100点ゲームだった
- 彼は40点も取った
- 彼女は7本の3ポイントを決めた
数字になるものはわかりやすいです
周りもほめてくれて、メディアも取り上げます
一方で泥臭いプレーは数字に表れず、わかりにくく、自分でも実感しにくいです
- 昨日は相手より20本リバウンドを多くとった
- 彼は15回もスクリーンをかけた
- 彼女は5回もルーズボールに飛び込んだ
こういう見出しは、ニュースにはなりません
ならばせめてコーチは「よくがんばった。その泥臭さでチームは勝てたんだぞ」と言葉で褒めてあげましょう
それが文化になれば、選手同士が泥臭いプレーを好むようになり、常勝チームをつくることにつながるはずです
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