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負けを受け入れる瞬間 24-6-21 #281

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

バスケのシーズン

6月はバスケのシーズンです

先日はBリーグのファイナルがありました

そして昨日から、日本代表の強化試合が始まりました

いろんな試合がたくさん行われていて嬉しい限りですが、今日はNBAファイナルの一場面について取り上げたいと思います

ボストン・セルティックス

今年のNBAファイナルは、ボストン・セルティックスとダラス・マーベリックスの対戦でした

ダラスにはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングの2枚看板がいて、わたし個人的には4勝2敗くらいでダラスが勝つかな?と思っていましたが

ポルジンギスの復帰、優勝請負人ホリデーの活躍など、層の厚さに優るセルティックスが、終始圧倒

4勝1敗で18回目のNBA制覇を成し遂げました

アービングの挨拶

どのプレーよりも、わたしが注目したのは、試合終了間際の挨拶でした

第5戦、残り2分37秒です

残り時間と点差から、ボストンの優勝がほぼ決定したときのことです

ダラスのアービングがベンチに退きます

このとき、負けを受け入れたアービングは、すぐにベンチに戻らず、相手選手一人一人に挨拶に行きました

さらに、ボストンのベンチに行き、選手、スタッフに丁寧に挨拶をします

自チームのベンチに戻ると、チームメイトのみんなとハイタッチ

相手には「優勝おめでとう」、仲間には「1年間ありがとう」と言っているようでした

負けを受け入れて、感謝を伝える。さすがは超一流のプロだと感動しました

 

こういう姿は、世界中の子どもたちが見ています。真似してほしいですね

そんなアービングの挨拶のあと、まもなくボストンの優勝決定の瞬間です

選手たちは大喜びですが、監督のジョー・マズーラは表情一つ変えません

冷静な面持ちのまま、相手のベンチに(勝者である)自分から向かっていき、丁寧に握手をしていきました

相手チームへの敬意と、感謝の気持ちが態度に表れているとわたしには感じました

ジョー・マズーラ

ジョーマズーラは、1988年生まれの35歳!です

35歳でNBAのヘッドコーチを務めるのは、本当にすごいことです。しかも優勝

2022年に前ヘッドコーチの問題行動により、アシスタントから急にヘッドコーチに昇格

その苦労は想像を絶する日々だったはずです

すべてが報われた瞬間、我を忘れて大喜びしちゃうところを、冷静なまま相手チームに感謝を伝えているのです

きっと日頃から選手をリスペクトしているはず

ああいう人だから、セルティックスのようなまとまりのあるチームがつくれたのでしょう

負けを受け入れる

「試合の最後まであきらめない」「全力を尽くせ」とコーチは指導しているはずです

もちろんそれは大事ですが、一方で負けを受け入れる瞬間、そして負けた相手に敬意を払う瞬間も大事です

そういったことを子どもたちに伝えることも大事だと感じました

最高の題材がNBAファイナル第5戦にあります。ぜひ参考にしてください

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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