Voicy&インスタ

PDCAは質より量 24-6-17 #277

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

昨日の放送

昨日のVoicyで、コーチKの金言

「一番大事なプレーは、ネクストプレーだ」

をお話ししました

まだ聞いてない方は、ぜひお聞きください

今日はその続編になります

 

PDCA

PDCAサイクルという言葉があります

  1. PLAN 計画
  2. DO 実行
  3. CHECK 振り返り
  4. ACTION 修正

これにより、改善を図るという意味です

昔から使われているマネジメント手法です

落とし穴

当たり前に思えるPDCAサイクルですが、わたしは大きな落とし穴があると思っています

それは「質を高めよう」という落とし穴です

具体的に言えば、最初のP(計画)に多くの時間をかけすぎることです

計画を立てるのは楽しい時間であり、夢が膨らみます

そして、できるだけ高い質の計画があれば、その後はすべてうまくいくという錯覚があります

重要性

PDCAで一番大事なのはAだと思っています

さらに言えば

  1. PLAN 計画
  2. DO 実行
  3. CHECK 振り返り
  4. ACTION 修正

この順に重要性が高まると考えています

つまり、計画はそこそこでいいのです

まずやってみて、どんどん修正していくことが最も重要なのです

全体観

  • 今年はこんなチームにしよう
  • こういういドリルを使おう
  • この時期はこんなトレーニングをしよう

細部にわたって決めることは、あくまで計画にすぎず、やってみたらうまくいかないことばかりです

計画を立てるには、細かく細部までというより、ざっと全体観をつくって、まずは走り出します

走り出して、振り返り、改善を図る方がもっともっと大事です

右か左か?

たとえて言えば、道に迷ったときです

2つの分かれ道があって、右と左があります

一番もったいないのは、この分岐点で考えて、立ち止まっている時間です

計画を細かく立てているようで、立ち止まっているのです

そうではなく、計画はそこそこに、全体観だけ持って、とりあえず右に行ってみればいいのです

そして「ハズレ」だったら戻ってくればいい。そして逆に行けば正解。それだけの話です

PDCAは量

ここであえて強調したのは、PDCAで計画ばかりに時間をかけて、振り返りや改善が遅い、またはほとんどやらない人がとても多いからです

10年前のわたしもそうでした

もし、PDCAを1年間で1回しかしなければ、成長は1回だけです

それを月に1回であれば、年に12回成長するし、毎日であれば365回成長します

PDCAは質より量、サイクルを回す回数で決まります

選手に回させる

スポーツ指導の現場で言えば、監督コーチが頭の中だけでPDCAを回すのではなく、

選手たちが自らPDCAを毎日回していくことが何より大切です

練習や試合のたびに成長するのか、それともシーズンが終わらないと振り返りをしないのか

やってみて、振り返り、改善する

監督コーチは自らがそれをするだけでなく、チーム全員が毎日PDCAを回す文化を作ることが最大の仕事だと思います

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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