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1日を過大評価しない 24-11-14 #422

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

『1日を過大評価しない、そして10年を見据える』

こんにちは、三原です。 今日は「時間」についてお話ししたいと思います。

ある日、こんなコメントをいただきました。

「初めてコメントさせていただきます。

息子たちがミニバスを始め、応援する私もどんどんのめり込んでいます。

すぐに改善できそうなアドバイスをしてしまいますが、

今やる練習が半年後、1年後に身を結ぶんだと気長に見てあげないといけないですね」

このコメントを読んで、わたしも深く考えさせられました。

1日を過大評価しない

今日1日のベストを尽くすことは、もちろん大切です。

しかし、結果を出すことに関して今日1日を過大評価しがちです。

特に熱心な指導者や保護者ほど、この傾向が強くなります。

「今すぐに変えたい」 「早く結果を出したい」

という気持ちは大切ですが、それと同時に長期的な視点も必要です。

小さな一歩の積み重ねこそが、本当の成長につながるのです。

1年も過大評価しない

さらに言えば、1年という期間も過大評価すべきではありません。

今年1年で何かを達成しようと焦る必要はないのです。

1年という期間は、実は私たちが思っているよりもずっと短いかもしれません。

本当の成長には、もっと長い時間が必要です。

焦らず着実に進むことが大切です。

10年の視点を持つ

10年という長いスパンで見れば、できることはたくさんあります。

長期的な視点で今の行動を考えることで、より良い判断ができるようになります。

10年後の自分や選手たちのことを想像してみましょう。

今の苦労が10年後の財産になることは間違いありません。

長期的な視点があると、日々の指導にも余裕が生まれます。

指導者として

指導者は選手の10年後を想像して指導すべきです。

1年での結果にこだわりすぎず、プロセスを大切にした指導を心がけましょう。

選手との信頼関係を築きながら、長期的な成長を支援していくことが大切です。

わたしも以前は、毎日の練習で結果を出そうとしてイライラしていました。

でも今は違います。

10年後を見据えた指導をしようと心がけています。

まとめ:長期的な視点を持とう

1日を過大評価せず、10年の視点を持つ。

これがわたしの考える指導の基本です。

長期的な目標を持って日々を過ごし、焦らずじっくりと取り組むことで、確実な成長を目指していきましょう。

小さな進歩の積み重ねが、やがて大きな成長となって実を結ぶはずです。

最後に、コメントをくださった保護者の方に感謝します。

このような気づきを与えていただき、ありがとうございました。

これからも指導者として、長期的な視点を持ち続けていきたいと思います。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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