こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
人を動かす唯一の方法 – ポジティブフィードバックという魔法
こんにちは、三原です。
今日は「人を動かす唯一の方法」についてお話しします。
結論から言うと、それは「ポジティブフィードバック」です。
私はよく「他人は変えられない」と言います。変えられるのは自分の行動だけだと。
確かにその通りなのですが、人を動かす方法が全くないかというと、そうでもないんです。
それが「ポジティブフィードバック」という方法です。
良い点を具体的に伝える
ポジティブフィードバックとは、良い点を具体的に伝え、感謝を伝えることです。
単なる「褒める」とは少し違います。
「いいね」「すごいね」「よくできたね」という漠然とした言葉ではなく、具体的な行動を伝えることが大切です。
例えば、
「今日も1番早く教室に来てたね」 「第3クォーターのディフェンス、良かったよ」 「ベンチで誰よりも声出してたね」 「昨日よりよく走れていたね」
このように、具体的な行動を言語化するのです。
感謝を伝えることの大切さ
ここで気をつけたいのが、ただ「褒める」のではなく「感謝を伝える」ということです。
褒めるというと、どうしても上から目線になりやすいんですね。
例えば上司に「部長、よく仕事ができて偉いですね」なんて言ったら、皮肉っぽく聞こえませんか?
でも「部長、この仕事してくださってありがとうございます」と言えば、全然印象が違います。
子どもに対しても同じです。
「お皿洗い、できて偉いね」ではなく「お皿、上手に洗えたね。ありがとう」の方が、ずっと心に響くはずです。
生徒は言われて気づく
実は大事なことがあります。
それは「生徒は言われて初めて気づく」ということ。
例えば、体の当たりが強くなってきた選手がいるとします。
本人は全然気づいていないかもしれません。でも指導者が「最近、体のぶつかり合いに強くなったね。日頃のトレーニングの成果が出てるね」と言ってあげることで、初めて本人が気づくんです。
だから、良いところを見つけたら、必ず言葉にして伝えてあげることが大切です。
1日20回を目指して
私の恩師である赤羽雄二さんは「1日20回のポジティブフィードバックを、息を吸って吐くように自然にできるようになりましょう」とおっしゃっています。
正直、20回という数字は私にとってもまだまだ難しい目標です。
でも、この2年間で少しずつ成長してきたように感じます。
ポジティブな視点で物事を見る。そして具体的に言語化して伝える。
この習慣を身につけることが、人を動かす唯一の方法なのです。
あなたの一言が、誰かの勇気に
最後に、デール・カーネギーの『人を動かす』という本をご紹介したいと思います。
この本の中では「相手を批判せず、相手に重要感を持たせ、相手の立場に立つ」ということが説かれています。
まさにポジティブフィードバックの本質を言い当てているんですね。
あなたの一言が、誰かの勇気となり、次の一歩につながる。
そんな素敵な言葉の使い方を、私たちは目指していきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このブログが少しでもあなたのお役に立てば幸いです。
今日の参考文献
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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