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外のシュートはやっぱり必要か? 24-10-24 #403

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

外シュートは必要不可欠。でも、向き合い方が大切だ。

こんにちは、三原です。

今日は「外のシュート」について、じっくりお話ししたいと思います。

コーチの皆さんなら、きっと共感してもらえる話だと思います。

NBAセルティックスから学ぶこと

先日のNBA開幕戦。

セルティックス対ニックスの試合で、驚くべきことが起きました。

セルティックスが1試合で29本の3ポイントシュートを決めたんです。

61本打って29本。確率にして47.5%。

これはNBA記録に並ぶ数字です。

面白かったのは、記録更新がかかったとき。

残り9分を切ったところで29本。

選手たちも、ファンも、新記録を期待しました。

でも、その後は13本連続で外れてしまい。

結局、記録更新はなりませんでした。

これ、すごく示唆的だと思うんです。

シュートって、意識しすぎると入らない。

でも、意識しないと確率は上がらない。

この絶妙なバランスが大切なんです。

外シュートへの向き合い方

よく指導者から相談をいただきます。

「うちのチームは外が入らないんです」 「他の作戦で勝てませんか」

私の答えは、いつも同じです。

「外のシュートと向き合うしかないです」

確かに、外シュートが入らないチームは多いです。

私も経験があります。

そんなとき、チームは他の部分で補おうとします。

・ディフェンスを頑張る ・リバウンドを制する ・速攻を増やす ・インサイドにこだわる

これらはもちろん大切です。

でも、外シュートを避けては通れません。

シュート力は必ず上がる

私の20年の指導経験から言えることがあります。

それは、シュート力は必ず上がるということ。

ただし、3つの条件が必要です。

1つ目は「量」です。

とにかく本数を投げること。

練習中の「シュート練習の時間」は絶対に削ってはいけません。

2つ目は「質」です。

シュートフォームを最後まで見てあげること。

特に、以下の2点は徹底的にチェックします。

・ボールをしっかりとつかむ ・肘をまっすぐ伸ばす

3つ目は「メンタル面」です。

これが一番難しい。

でも、一番大切かもしれません。

シュートに対する考え方

私のチームでは、こんな声かけを心がけています。

「外すのは全然いい。でも、打たないのはダメ」

「ミスを恐れるな。チャレンジを恐れろ」

「練習でたくさん打て。試合で打てなくなるぞ」

選手の可能性を狭めないこと。

これは指導者として、とても大切だと思います。

まとめ:シュート力を信じよう

20年間、高校バスケを教えてきて、つくづく思います。

競った試合で勝ち切れるチーム。 最後まで諦めないチーム。 勝負強いチーム。

それは必ず、外のシュートが入るチームでした。

逆に、外シュートを避けて通ったチームは、必ず限界がきます。

ですから、指導者の皆さん。

シュート力を信じましょう。

選手の可能性を信じましょう。

そして、最後まで向き合い続けましょう。

きっと、それが実を結ぶ日が来ます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

この記事が、あなたの気づきになれば嬉しいです。

今日の参考文献

 

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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