Voicy&インスタ

膝が曲がらない選手への練習方法 #32 23-9-29

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

またインスタグラムもアップしています。

短時間で復習ができるようにつくってあるので、教科書代わりにインスタのフォローもぜひどうぞ

わたしの信じたバスケットボール

今日の話は、吉井四郎さんの著書「わたしの信じたバスケットボール」からヒントを得ています。

指導者必見の1冊です

(↑画像をクリック)

大変有名で、参考になる本です。

ぜひあなたもお読みください

質問いただきました

この間のお話で脚力のお話があったのですが、私はとても納得して聞いていました。ここからが質問です。

膝の曲がらない選手は、技術の習得や動きに支障があるように思うのですが、そのような選手には、どのように対応されているのでしょうか?

あの手、この手でやってもなかなか成果が出ません。教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

#刺さる提案とは

人は、自分の興味関心のあることしか話が頭に入りません

この練習方法が、今の自分にとって役に立つ、と思わせることが何より大事です

心に刺さる提案は、ビフォーアフターを想像させることにつきます

膝が曲がるメリット

低い姿勢になると、1歩が大きく踏み込める

その1歩が速くなる

力強くプレーする

すべてにおいて、技術が向上するのが膝を曲げた低い姿勢です

ドリルで習慣化を

しかし、どんなにメリットを言っても、体が動かなければ意味がありません

メリットを言うだけでなく、具体的な動きの反復練習が必要です

結局、技術的な問題はドリルでしか解決できないのです

具体的なドリルの例

膝を曲げる姿勢を作るドリル

  1. サイドキックドリル
  2. ノーピボットドリル
  3. ドリブルチェンジドリル

①サイドキックドリル

150cm間隔にラインを引きます

そのラインを横にジャンプして飛び越えます

30秒間でできるだけ多く飛びます

右足で着地するときに、膝を曲げて左手で床を触りましょう(逆も)

②ノーピボットドリル

1対1でボールを持っている人が、ピボット禁止の状態でキープします

足を肩幅以上に広げて、膝を曲げないとボールを移動させられません

右に行きたければ、右膝を深く曲げることになります

重心移動を習慣にする良いドリルです

③ドリブルチェンジドリル

その場でドリブルをつきますが、膝を曲げた姿勢をキープします

先ほどの「ノーピボットドリル」と同じように、膝の曲げ伸ばしで重心移動をします

ボールはなるべく強くつきます

サイドライン間を少しずつ進みながらドリブルチェンジしましょう

いうお話です

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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