その他

レイアップはオーバーとアンダー、どちらから教えるべきか

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

ミニバスや初心者の指導で、レイアップシュートを教えるときに悩むことがあります。

オーバーハンドで教えるべきか。
アンダーハンドで教えるべきか。

昔は「レイアップといえばアンダーハンド」と教わることが多かったと思います。わたし自身もそう教わりましたし、長くそう教えてきました。

ただ、今のわたしの考えでは、初心者にはまずオーバーハンドから教えるのがいいと思っています。

初心者にはオーバーハンドが伝わりやすい

オーバーハンドの良さは、まず教えやすいことです。

ジャンプシュートもオーバーハンド。
ゴール下のレイアップもオーバーハンド。

こうすると、子どもたちの頭の中が整理されます。

初心者にとって難しいのは、技術そのものよりも、最初に入ってくる情報量が多すぎることです。

「ジャンプシュートはこの手」
「レイアップはこの手」

と最初から分けすぎると、子どもたちは混乱します。

また、オーバーハンドはボールが体から離れにくいです。体の近くでボールを扱えるので、初心者でもコントロールしやすい。

さらに、試合に近づいてくると接触があります。相手にぶつかられたときも、オーバーハンドの方が体勢を保ちやすい場面が多いです。

教えやすい。
打ちやすい。
接触に強い。

この3つが、オーバーハンドの大きなメリットだと考えています。

アンダーハンドにも必ず価値がある

では、アンダーハンドはいらないのか。

そんなことはありません。

アンダーハンドの良さは、柔らかいタッチです。速攻でスピードに乗ったとき、ふわっと置くように打てる。回転をかけたり、角度を変えたりすることもできます。

特に、走りながら自然にボールを置くようなシュートでは、アンダーハンドの方が合う場面もあります。

ただし、初心者にいきなりアンダーハンドを教えると、ボールが体から離れやすくなります。手だけで投げたり、反動で打ったりする癖がつくこともあります。

ディフェンスが強くなれば、その瞬間にボールを取られることもあります。

だから、アンダーハンドは悪い技術ではありません。むしろ必要な技術です。

でも、最初に教える順番としては、オーバーハンドを先にした方が伝わりやすいと思っています。

まずオーバー、慣れたらアンダー

わたしなら、初心者にはまずオーバーハンドを教えます。

小学生でも、中学1年生の体育の授業でも、最初はオーバーハンドです。

まずは、ゴールの近くで、体の近くから、まっすぐ打つ。

ここを身につけることを優先します。

そして、少しずつ試合に出るようになってきたら、アンダーハンドも入れていく。速攻の場面、角度のない場面、ディフェンスをかわす場面などで、使い分けられるようにしていく。

オーバーかアンダーか。

これは、どちらか一方だけが正しいという話ではありません。

大事なのは、子どもたちの段階に合わせて、何を先に教えるかです。

初心者には、まずオーバー。
慣れてきたら、アンダー。

この順番で進めると、子どもたちも混乱せず、レイアップの楽しさを感じやすくなると思っています。

ぜひ明日の練習で、まずはオーバーハンドのレイアップから整理してみてください。

 

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ありがとうございました。それでは、また。

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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