やる気ある選手を見抜く方法【声に注目しよう】
こんにちは、三原です。
今日は「やる気のある選手をどうやって見抜くのか?」というテーマでお話しします。これは、メルマガ読者さんからいただいたご質問がきっかけです。
質問から始まった今日のテーマ
メールの内容を一部ご紹介すると、こんな感じです。
「ミニバスに所属している息子がいます。やる気のないプレイをどのように定義したらいいでしょうか?また、コーチがそれを見抜くことは可能なのでしょうか?」
とても真剣なご質問ですよね。ありがとうございます。
やる気は「声」に出る
結論から言いますと、私は「声の大きさ」に注目しています。
やる気がある=集中している。集中していると、声が自然と出る。これが私の考えです。
よく言われますよね、「努力より夢中」。夢中になっている時って、人はついつい声が出てしまうんです。「惜しい!」「ナイス!」「よっしゃー!」と、無意識に口から出る。あなたも経験ありませんか?
つまり、声は出せと言われて出すものじゃなくて、夢中になると自然に出るものなんです。
声が出ないのは集中していないサイン?
逆に、声が出ていないとき。これは何か別のことを考えている可能性が高いです。
「暑いなあ」「早く終わらないかな」「この練習って意味あるのかな」そんな気持ちがあると、声は出ません。
また「恥ずかしい」「ミスしたくない」という感情がある子もいます。特に小学生や中学生はそうです。でも、私は思います。夢中になっている姿で声を出している方が、よっぽどかっこいい。
だからこそ、声が出ていない=集中していない=やる気がない。そう見ても差し支えないと思っています。
演出で引き出す「やる気」は本物か?
この質問者さん、さらにもう一つ話を寄せてくれました。
ある練習で、ヘッドコーチが「お前らやる気ないなら帰るぞ!」と帰ろうとしたそうです。すると子どもたちが「先生帰らないで!練習したいです!」と必死に止めた、とのこと。
これ、気持ちは分かります。でも私はあまりオススメしません。
その場で子どもたちがエネルギーを出したのは事実。でも、それは「コーチに嫌われたくない」とか「怒られたくない」という気持ちから出たもので、純粋なやる気ではないかもしれません。
コーチのご機嫌を伺うような練習になってしまっては、指導の本質からずれてしまうと思います。
声を出すことで元気になる
最後にもう一つ大事な話を。
「元気な人が声を出す」と思っていませんか? 実は逆です。「声を出すから元気になる」。この順番なんです。
だからこそ、練習の始まりにはまず「声を出してみよう!」と伝えてください。するとだんだん元気になっていくんです。
指導者も選手も、最初はしんどい日があると思います。でも、まず声を出す。その行動が気持ちを動かし、集中力を生み、やる気が表に出てくる。そうやってチーム全体が活気づいていくといいなと思っています。
まとめ:やる気は「声の大きさ」に比例する
ということで今日は、
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やる気は「声の大きさ」で見抜ける
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声が自然に出ている選手は集中している証拠
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声が出ないときは、心が別のところにある
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声を出すことで元気が湧いてくる
こんなお話をさせていただきました。
声が出る選手、声が出るチーム。そんなチームを作っていきましょう!
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三原学でした。それでは、また。
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