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【練習方法】ハーフコートでできる速攻、2対1の練習ドリルを紹介します【バスケの大学・三原学】

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事は動画の原稿です。

※動画はこちら

ハーフコートでできる速攻!2対1の練習ドリルを紹介

こんにちは、三原です。

バスケットの練習で「体育館が反面しか使えない!」という悩み、ありませんか? それでも速攻の練習はしたいですよね。

そこで今回は、ハーフコートでできる 2対1の速攻練習 を紹介します。

やり方やポイントを詳しく解説するので、ぜひあなたのチームでも取り入れてみてください!


【1】ドリルの基本ルール

この練習では 4つのコーナーに並びます

  • コーナーの2列とセンターライン上の2列で構成。
  • センターラインの2人がオフェンス、中央に1人ディフェンスを配置。
  • 2対1で攻め、シュートした選手が次のディフェンス役に!
  • ディフェンスをした選手はリバウンド後、アウトレットパスを出し、新たな2対1を開始。

この流れを繰り返します。

普通の2対1練習との違いは、ディフェンス役が次にディフェンスに戻る動作が組み込まれていること です。 これにより、実戦でのトランジションを強化できます。


【2】この練習のポイント

このドリルのポイントは 速い判断走る習慣 を身につけること。

  • パスを速く出す ことで、ディフェンスが戻る前にシュートを狙う。
  • オーバーヘッドパス を使うことで、遠くへ素早くパスを通す。
  • シュート後はすぐにディフェンスへ戻る ことで、試合さながらの切り替えを養う。

実際にやってみると、速攻の判断スピードが鍛えられるのが実感できます。


【3】オーバーヘッドパスを意識する

この練習では オーバーヘッドパス を徹底するのが大事。

なぜなら ファーストパスが速いと速攻が成功しやすいから です。

  • リバウンド後、すぐアウトレットパスを飛ばす。
  • 2本目のパスもオーバーヘッドで遠くに飛ばす。
  • ディフェンスが戻る前にボールを展開する。

オーバーヘッドパスは 試合で長いパスを出すための必須スキル なので、ここでしっかり練習しましょう。


【4】2対1の攻め方のコツ

2対1の基本は 「ディフェンスが来なければシュート、来たらパス」 です。

そしてもう一つのポイントが 「ドリブルは内側の手でつく」 こと。

なぜなら、内側の手でドリブルすると そのままスムーズにパスが出せる からです。

逆に外側の手でドリブルすると、パスを出す時に一瞬遅れたり、ディフェンスに読まれやすくなります。

これは試合でも使える重要な技術なので、しっかり意識しておきましょう。


【5】ディフェンスの考え方

ディフェンス側の目標は 「ノーレイアップ」

  • 1対2の状況でも簡単にレイアップを許さない。
  • あえてジャンプシュートを打たせるように守る。
  • 相手の判断を遅らせてチームディフェンスにつなげる。

このように 「確実にレイアップを決められない状況を作る」 ことがディフェンスの仕事です。

特に、強いチームはレイアップを絶対に許さない守り方 をしてきます。 だからこそ、シュートを打つ判断やジャンプシュートの精度を上げることも大事ですね。


まとめ

今回は ハーフコートでできる2対1の速攻練習 を紹介しました。

4つの角に並んで、シュート後はすぐディフェンスに戻る。
オーバーヘッドパスを使って速く展開する。
ドリブルは内側の手でつくと、スムーズなプレイが可能。
ディフェンスはノーレイアップを意識。

この練習を続ければ 実戦での速攻の質が格段にアップします!

ぜひあなたのチームでもやってみてください。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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