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相手の価値観に興味を持つ 24-8-5 #324

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

https://voicy.jp/channel/4018/5978961

 

相手の価値観に興味を持つ

こんにちは、三原です。

今日は「相手の価値観に興味を持とう」というお話をさせていただきます。

価値観の違いに気づくということは、指導者や先生、保護者の立場にとって、とても大事なテーマだと思います。

価値観は似ているけど順位が違う

人は100人いたら100通りの価値観を持っています。

大体大事と思っていることは似ているんですが、似ていると一緒というのは全く違うんです。

例えば、勉強も大事、遊びも大事、家族との時間も大事、1人の時間も大事、寝ることも大事、食べることも大事。色々大事なことがあると思うんです。

ほとんどの人は大事だと思っているんですが、無意識のうちに人は自分の中で順位をつけているんです。

価値観の順位の違いが生む摩擦

A君とB君がいるとしましょう。

A君は価値観の1位が勉強です。価値観の2位が遊びです。 一方、B君は1位が遊びです。2位が勉強です。

1位と2位が逆になっただけなんですが、これが大きな違いなんです。180度違うと言っても過言ではありません。

人間は価値観の1位に従って動くんです。

A君はとにかく勉強が第1なんです。遊びも大事だと分かってるんだけど、遊びっていうのはあくまで勉強の次なんです。

一方でB君は、勉強よりも遊びの方が優先順位が高いんです。だから遊びに使う時間、自分のために使う時間、例えばゲームやったりとかスマホで遊んだりとか、そういう時間の方が大事なんです。

相手の価値観に興味を持つことが大切

B君の親御さんだとして、「とにかく受験生なんだから勉強頑張ってほしい」と思うかもしれません。

A君はあんなに勉強してるのに、B君はどうして遊んでばかりなのか、と思うかもしれません。

でも、「勉強しなきゃいけないって思いなさい」「勉強もっと大切だと思いなさい」という命令は全く意味がないんです。

B君からすると、価値観の順位が2位なだけで大事と思っているんです。大事と思ってるんだけど優先順位の1位が勉強じゃないっていうところなんです。

だから、あなたにとって大事だと思ってないのとか、やんなきゃいけないと思わないのとか、少しは焦らないのとか言われると、むかつくんです。

そうではなく、相手の価値観に興味を持つことが大切です。

この人の価値観の順位の一位は何なんだろう?ということを考えるようにしています。

違う価値観との出会いが成長につながる

A君とB君が仲良くなった時に、お互いの価値観1位について興味を持ち合うと、いい相乗効果になったりするんです。

勉強ももっとしなきゃいけないのかな、した方がいいのかなと思ったりとか、もっと遊びを大事にした方が人生全体的に豊かになるのかなとか、そういうことにお互いに気づくと、これがすごくいい相乗効果になったりするんです。

学校教育だとか、クラスや部活は、いろんな価値観の子が混ざっているのが大切なんです。

だから同じ価値観の子じゃなくて、いろんな価値観の子が隣にいるっていうことはものすごく人間形成で必要なことなんです。

違う価値観の子が友達になると、その価値観が広がるというか、場合によっては順位が逆転するとか、いろんな形でその子の成長になるので、やっぱり違った価値観の人と接することはすごく大事なことなんじゃないかなという風に思います。

まとめ:価値観の違いを理解し、尊重する

価値観の違いっていうのは、相手がこういう価値観を持ってないとかそういうことじゃなくて、順位が違うんだっていう観点で見ると、ちょっと見え方が違うのかなと思っています。

相手の価値観に興味を持つ、相手の関心に関心を持つ、相手の興味に興味を持つっていうことが一番大事なのかなという風に思います。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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