YouTube原稿

やる気ある選手を見抜く方法

やる気ある選手を見抜く方法【声に注目しよう】

こんにちは、三原です。

今日は「やる気のある選手をどうやって見抜くのか?」というテーマでお話しします。これは、メルマガ読者さんからいただいたご質問がきっかけです。


質問から始まった今日のテーマ

メールの内容を一部ご紹介すると、こんな感じです。

「ミニバスに所属している息子がいます。やる気のないプレイをどのように定義したらいいでしょうか?また、コーチがそれを見抜くことは可能なのでしょうか?」

とても真剣なご質問ですよね。ありがとうございます。


やる気は「声」に出る

結論から言いますと、私は「声の大きさ」に注目しています。

やる気がある=集中している。集中していると、声が自然と出る。これが私の考えです。

よく言われますよね、「努力より夢中」。夢中になっている時って、人はついつい声が出てしまうんです。「惜しい!」「ナイス!」「よっしゃー!」と、無意識に口から出る。あなたも経験ありませんか?

つまり、声は出せと言われて出すものじゃなくて、夢中になると自然に出るものなんです。


声が出ないのは集中していないサイン?

逆に、声が出ていないとき。これは何か別のことを考えている可能性が高いです。

「暑いなあ」「早く終わらないかな」「この練習って意味あるのかな」そんな気持ちがあると、声は出ません。

また「恥ずかしい」「ミスしたくない」という感情がある子もいます。特に小学生や中学生はそうです。でも、私は思います。夢中になっている姿で声を出している方が、よっぽどかっこいい。

だからこそ、声が出ていない=集中していない=やる気がない。そう見ても差し支えないと思っています。


演出で引き出す「やる気」は本物か?

この質問者さん、さらにもう一つ話を寄せてくれました。

ある練習で、ヘッドコーチが「お前らやる気ないなら帰るぞ!」と帰ろうとしたそうです。すると子どもたちが「先生帰らないで!練習したいです!」と必死に止めた、とのこと。

これ、気持ちは分かります。でも私はあまりオススメしません。

その場で子どもたちがエネルギーを出したのは事実。でも、それは「コーチに嫌われたくない」とか「怒られたくない」という気持ちから出たもので、純粋なやる気ではないかもしれません。

コーチのご機嫌を伺うような練習になってしまっては、指導の本質からずれてしまうと思います。


声を出すことで元気になる

最後にもう一つ大事な話を。

「元気な人が声を出す」と思っていませんか? 実は逆です。「声を出すから元気になる」。この順番なんです。

だからこそ、練習の始まりにはまず「声を出してみよう!」と伝えてください。するとだんだん元気になっていくんです。

指導者も選手も、最初はしんどい日があると思います。でも、まず声を出す。その行動が気持ちを動かし、集中力を生み、やる気が表に出てくる。そうやってチーム全体が活気づいていくといいなと思っています。


まとめ:やる気は「声の大きさ」に比例する

ということで今日は、

  • やる気は「声の大きさ」で見抜ける

  • 声が自然に出ている選手は集中している証拠

  • 声が出ないときは、心が別のところにある

  • 声を出すことで元気が湧いてくる

こんなお話をさせていただきました。

声が出る選手、声が出るチーム。そんなチームを作っていきましょう!

 

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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