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順番を逆にすれば成長できる 24-7-5 #294

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

今日は「順番を逆にすれば成長できる」というテーマでお話しします。

結論から言うと、「断らずに引き受ける」ことが成長のために重要だということです。

なぜそう考えるのか、私の経験も交えながら説明していきますね。

 

コンフォートゾーン、ストレッチゾーン、パニックゾーン

人の成長には3つの環境があります。

1つ目が「コンフォートゾーン」。
これは居心地のいいゾーンです。

2つ目が「ストレッチゾーン」。
これは居心地の悪いゾーンです。

3つ目が「パニックゾーン」。
これは混乱しちゃうゾーンです。

コンフォートゾーンは居心地がいいので、
ストレスがかかりません。

でも、そこにいても成長はありません。

ストレッチゾーンは、
先が読めないので居心地が悪いです。

でも、そこで自分を伸ばすことで成長します。

パニックゾーンは、
自分の力が全く通用しない世界です。

ここに入ると混乱するだけで、成長もありません。

 

半分は知ってる、半分は分からない世界に飛び込む

つまり、成長するには
「半分は知ってるけど、半分は分からない」
という世界に飛び込むことが大切なんです。

居心地の悪い世界を体験して、
自分をそこに合わせていく。

それが成長につながります。

大人の学びは痛みを伴う

と言いますが、
まさにそのとおりです。

日常の中に学びはありません。
かといって、非日常すぎても学びはない。

その中間、つまりストレッチゾーンに
飛び込むことが大切なんです。

 

私の経験 – 22歳で教壇に立った日

私の経験を少しお話しします。

22歳で大学を卒業した時、
早稲田実業からバスケットボールのコーチと
体育の非常勤講師の話をいただきました。

本来なら、もっと勉強してから
先生になろうと思っていました。

だって、準備が整ってないんです。

でも、その時に断らずに引き受けたんです。

「まだ足りてないけど、やらせてください」
と言って、ストレッチゾーンに飛び込みました。

最初は居心地が悪かったです。
明らかに準備不足、知識不足でした。

それでも、断らずに引き受けたことが、
私の成長の第一歩だったと思います。

 

先にやると言って、後から間に合わせる

普通は、準備ができてからやろうと考えます。

でも、それじゃあ成長できません。

大切なのは、順番を逆にすること。

先に「やります」と言って、
後から自分を間に合わせる。

これが成長につながるんです。

私の場合、こんな感じでした。

  • 22歳で教壇に立つ
  • 26歳で支部選抜チームのコーチを引き受ける
  • 東京都選抜のコーチを引き受ける
  • 母校の早稲田大学のコーチになる
  • 講演会の依頼を引き受ける
  • 月刊バスケットボールの連載を引き受ける

どれも、最初は準備不足でした。

それでも、断らずに引き受けて、
なんとか自分を間に合わせてきました。

 

断ると、チャンスは二度と来ない

大切なのは、断らないこと。

断ってしまうと、そのチャンスは
二度と回ってこないかもしれません。

例えば、選抜チームのコーチの話が来た時。

「まだ未熟だから、数年後にお願いします」
と断ったとします。

数年後、自信がついた頃には、
もうその話は回ってこないんです。

なぜなら、私みたいに「とりあえずやります」
と言った人がそのポジションを奪っているから。

だから、チャンスが来たら飛び込む。
それが成長につながるんです。

大人の学びは痛みを伴います。
居心地の悪い環境に身を置く。

それが自分を成長させる、
専門性を高める方法なんです。

皆さんも、チャンスが来たら
断らずに飛び込んでみてください。

きっと、想像以上の成長が待っていますよ。

 

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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