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集中してない人を見分けるシンプルな方法 24-7-24 #312

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

集中してない人を見分けるシンプルな方法

こんにちは、三原です。

今日のバスケの大学のテーマは「集中してない人を見分けるシンプルな方法」についてお話しします。

声が出てない = 集中してない

話の結論から言うと、

声が出てない人 = 集中してない人

という見方です。

これ、意外と重要なポイントなんです。

多くの指導者が見落としがちな、でも実はすごく大切な視点なんですよ。

よくある誤解「集中してるから声が出ない」

昨日、影島さんからこんなコメントをいただきました。

「ディフェンスに集中するからなのか、声がまだ出ない場面が多いです」

実は、これすごくよくある誤解なんです。

私のチームの過去のキャプテンも同じようなことを言っていました。

「みんな今日は声がよく出てなかった。ディフェンスに集中しちゃって、自分のことばっかりになっちゃって、声が出てなかったから」

でも、これは違うんですよ。

本当の集中は声が出る

私の考えでは、集中すると逆に声が出てしまうものなんです。

漫画に夢中の子供が返事しないのとは違うんですよ。

バスケの集中は、声が出てるかどうかで見分けられます。

本当に集中している選手は、自然と声が出てしまうんです。

声が出ない4つの理由

では、なぜ声が出ないのか。

4つの理由が考えられます。

  1. 余計なことを考えている
  2. 恥ずかしいと思っている
  3. イライラしている
  4. モヤモヤしている

これらの状態のとき、実は集中できてないんです。

私の恩師の倉石さんはこう教えてくれました。

「とにかく声を出そう。声が出ないっていうのは集中してない証拠なんだよ」

この言葉、本当に重要だと今でも思っています。

声を出す練習メニューを作ろう

解決策として、声がよく出る練習メニューを用意しましょう。

「この練習をやると声が出るな」というものを、いくつか持っておくといいです。

雰囲気が悪いときや集中力を高めたいとき、そのドリルを1つ2つ入れてみるんです。

例えば:

  • ドリブルなしの5対5
  • アウトナンバーの練習
  • シュート練習でのかけ声ゲーム

こういった練習を組み込むと、自然と選手たちの声が出てきます。

ボトムアップ理論の先生方は、アイスブレイク的なものやチームビルディング的なアクティビティをたくさん持っています。

こういったものも効果的ですよ。

指導者自身の声にも注目

実は、指導者の声にも要注意。

指導者の声が出ないときって、何か余計なこと考えてるんですよ。

  • 早く終わらないかな
  • 疲れたな
  • 仕事どうしよう

こんなこと考えてると、声が出なくなります。

指導者自身も、自分が没頭できる練習を把握しておくことが大切です。

自分の声が出ていないときは、「あれ?自分、集中できてないな」と気づくきっかけにしましょう。

技術レベルと声の関係

中学生のチームなど、技術がまだ未熟な選手たちの場合は少し事情が違います。

体の動きそのものに集中しているため、声を出す余裕がない場合もあります。

でも、根本的には同じです。

声が出ていないときは、何かしら集中を妨げるものがあると考えていいでしょう。

声は楽しさのバロメーター

集中していないというのは、言い換えれば「楽しんでいない」ということでもあります。

バスケを楽しんでいる選手は、自然と声が出るものです。

声が出ていないチームは、何か問題があるサインかもしれません。

まとめ:声は集中のバロメーター

声のテーマは、指導者にとって永遠の課題。

簡単に出るはずなのに、そう簡単には出ない。

でも、声は集中のバロメーター。

声が出てない人 = 集中してない

この視点で見てみると、新しい発見があるかもしれません。

チーム全体の雰囲気や、個々の選手の状態を把握する上で、とても有効な指標になりますよ。

最後に

この話題、本当に奥が深いんです。

指導者の皆さんも、日々悩んでいると思います。

これからも定期的にこの話題について考えていきたいと思います。

もし何か質問や悩みがあれば、ぜひ私に連絡してください。

一緒に考えていけたらいいなと思います。

今日のお話、参考になりましたか?

声を出すこと、そして声を聞くこと。

この2つを意識するだけで、チームの雰囲気はガラッと変わります。

ぜひ、明日からの練習で試してみてください。

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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