こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
集中してない人を見分けるシンプルな方法
こんにちは、三原です。
今日のバスケの大学のテーマは「集中してない人を見分けるシンプルな方法」についてお話しします。
声が出てない = 集中してない
話の結論から言うと、
声が出てない人 = 集中してない人
という見方です。
これ、意外と重要なポイントなんです。
多くの指導者が見落としがちな、でも実はすごく大切な視点なんですよ。
よくある誤解「集中してるから声が出ない」
昨日、影島さんからこんなコメントをいただきました。
「ディフェンスに集中するからなのか、声がまだ出ない場面が多いです」
実は、これすごくよくある誤解なんです。
私のチームの過去のキャプテンも同じようなことを言っていました。
「みんな今日は声がよく出てなかった。ディフェンスに集中しちゃって、自分のことばっかりになっちゃって、声が出てなかったから」
でも、これは違うんですよ。
本当の集中は声が出る
私の考えでは、集中すると逆に声が出てしまうものなんです。
漫画に夢中の子供が返事しないのとは違うんですよ。
バスケの集中は、声が出てるかどうかで見分けられます。
本当に集中している選手は、自然と声が出てしまうんです。
声が出ない4つの理由
では、なぜ声が出ないのか。
4つの理由が考えられます。
- 余計なことを考えている
- 恥ずかしいと思っている
- イライラしている
- モヤモヤしている
これらの状態のとき、実は集中できてないんです。
私の恩師の倉石さんはこう教えてくれました。
「とにかく声を出そう。声が出ないっていうのは集中してない証拠なんだよ」
この言葉、本当に重要だと今でも思っています。
声を出す練習メニューを作ろう
解決策として、声がよく出る練習メニューを用意しましょう。
「この練習をやると声が出るな」というものを、いくつか持っておくといいです。
雰囲気が悪いときや集中力を高めたいとき、そのドリルを1つ2つ入れてみるんです。
例えば:
- ドリブルなしの5対5
- アウトナンバーの練習
- シュート練習でのかけ声ゲーム
こういった練習を組み込むと、自然と選手たちの声が出てきます。
ボトムアップ理論の先生方は、アイスブレイク的なものやチームビルディング的なアクティビティをたくさん持っています。
こういったものも効果的ですよ。
指導者自身の声にも注目
実は、指導者の声にも要注意。
指導者の声が出ないときって、何か余計なこと考えてるんですよ。
- 早く終わらないかな
- 疲れたな
- 仕事どうしよう
こんなこと考えてると、声が出なくなります。
指導者自身も、自分が没頭できる練習を把握しておくことが大切です。
自分の声が出ていないときは、「あれ?自分、集中できてないな」と気づくきっかけにしましょう。
技術レベルと声の関係
中学生のチームなど、技術がまだ未熟な選手たちの場合は少し事情が違います。
体の動きそのものに集中しているため、声を出す余裕がない場合もあります。
でも、根本的には同じです。
声が出ていないときは、何かしら集中を妨げるものがあると考えていいでしょう。
声は楽しさのバロメーター
集中していないというのは、言い換えれば「楽しんでいない」ということでもあります。
バスケを楽しんでいる選手は、自然と声が出るものです。
声が出ていないチームは、何か問題があるサインかもしれません。
まとめ:声は集中のバロメーター
声のテーマは、指導者にとって永遠の課題。
簡単に出るはずなのに、そう簡単には出ない。
でも、声は集中のバロメーター。
声が出てない人 = 集中してない
この視点で見てみると、新しい発見があるかもしれません。
チーム全体の雰囲気や、個々の選手の状態を把握する上で、とても有効な指標になりますよ。
最後に
この話題、本当に奥が深いんです。
指導者の皆さんも、日々悩んでいると思います。
これからも定期的にこの話題について考えていきたいと思います。
もし何か質問や悩みがあれば、ぜひ私に連絡してください。
一緒に考えていけたらいいなと思います。
今日のお話、参考になりましたか?
声を出すこと、そして声を聞くこと。
この2つを意識するだけで、チームの雰囲気はガラッと変わります。
ぜひ、明日からの練習で試してみてください。
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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