こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
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レイカーズ
レブロン・ジェームスのいるロサンゼルス・レイカーズは、
シーズン終了後にダービン・ハム監督を解任しました
新ヘッドコーチが誰になるのかが注目される中決まったのは、
39歳のJ・J・レディックでした
1人のファンとして、「すごい決断だな」と思いました
解雇の理由
ダービン・ハムはミルウォーキー・バックスなどで長年活躍した選手でした
コーチ経験なしで2シーズン、レイカーズの監督を務めて
成績以上に選手の起用法について「?」が多いことを、メディアは取り上げていました
選手起用は正解がないだけになかなか難しい問題ですが、原因の1つは「コーチ経験がない」という点にあったと思います
コーチ経験
その問題を解決するためには、ハムと真逆にベテランのコーチ経験豊富な人物を連れてくることが予想されます
事実、レイカーズは大学バスケの名将など数人とコンタクトを取っていました
しかし、結果的にはコーチ経験のない元名選手のJ・J・レディックです
選手起用、戦術構築でコーチ経験のないレディックは正直言って未知数でしょう
人間関係
レディックの就任は、「知識よりも人間関係を大切にする」という球団の姿勢の表れだと思います
レディックはレブロン・ジェームスとポッドキャストの番組をやるなど、仲良しです
元々、賢いタイプの選手でしたし、引退後はNBA解説者としても、非常にわかりやすいことで有名で、バスケ知識は問題ないとの評価を得ています
今回は実質「レブロンの選手兼監督」が誕生したかのように、わたしは考えています
戦術や練習構築は、これからベテランのアシスタントコーチ陣を固めることで、レディックを助ける体制を整えると思います
そして、選手の意見を、主にレブロンを通じて聞き、コミュニケーションを重視する
アシスタントコーチや選手の意見を十分に聞いたうえで、レディックが最終決断をする
レブロンが「意見を言ったからには、やろうぜ」となれば、チームはひとつにまとまります
こういった人間関係の構築が、新監督にもっとも求められた人事だと思っています
インディアナ・ペイサーズの監督であるリック・カーライルは、こう言いました
「NBAの監督は、人間関係が8割。技術とかは2割に過ぎない」
NBAでさえ、NBAだからこそ、結局は選手と監督の人間関係、信頼が大切なのです
知識ばかりあっても、バスケのことをよく知ってても、人の気持ちがわからない人に監督は務まらない、ということになります
名選手が名監督に
「名選手は名監督になれない」とよく言いますが、
わたしの理解では「技術ばかりを重視して人間関係を軽視する人が名監督になれない」という意味だととらえています
逆に言えば、名選手が人間関係を大切にして経験を積めば、鬼に金棒です
最近は名選手が名監督になった人が増えています
日本代表のトム・ホーバスが最高の例です
Bリーグ王者の広島も、新監督に朝山さんが就任しました。これも人間関係を大切にという点で、最高の人選です
NBAではジェイソン・キッド、スティーブ・カーなど、コーチ経験なく、名監督になっている人がたくさんいます
若さという点では、優勝したジョー・マズーラも35歳です
レディックもまだ39歳です
人心掌握に長けた監督として、レイカーズを長年率いる名将になってほしいですね
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