こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
#無駄な仕事を見極める
Voicyのトークテーマです
無駄な仕事を見極める
わたしたちバスケットボールの指導者にとって、無駄な仕事、無駄な練習とは何か
まずはそこから考えていきましょう
避けたい指導者像
いつの時代も、気をつけたいのは「避けたい指導者像」です
これはシンプルに、
たいして大事でもないことを、さも大事かのように語る人
これに尽きると思います
なにが「大事なの?」という問いは時と場合によって違います
とても難しい問題ですが、常にこれを自問自答することに価値があります
バスケットボールは
- 5人のチームが、
- 決められた時間内に、
- ルールを守りながら、
- 1つのボールを奪い合い、
- ゴールに得点する
これはいつの時代も変わらない競技特性です
ということは、バスケットボールを上達させるためには、実際のゲームと同じ5対5を行うことが、最も効率が良い、無駄がないと言えます
分解練習の重要性
しかし、実際は5対5以外の練習をする必要があり、ほとんどのチームは何かの練習をやっています
- シュート練習をしたり
- 走り込みをしたり
- 腕立て伏せをしたり
- 3対3をしたり
これらは、5対5だけではうまくなるのが遅いから、より効率の高さを求めて練習しているのです
練習の一例
たとえばオンボールスクリーンを身につけたいと考えたときに
- 動きをデモンストレーションして教える
- シューティングドリルを行う
- ダミーのディフェンスをつける
- ライブの2対2をする
- ライブの4対をする
- そして5対5をする
という段階を考えたとします
実際によくあるパターンだと思います
しかし、5対5で思った通りのプレーができない、練習の成果が上がらないと感じたとします
こんなとき、多くの人は練習をつけ加えがちです
もう一段階、手前の練習をしよう
時間を今までの倍やろう
動きのパターンを増やそう
これがすべて間違いではないですが、
ここで問題提起したいのは「練習を削ろう」という発想を指導者は持ちにくいという事実です
加えるのではなく、削る
- 本当は5対5だけでいいのではないか?
- その手前の3対3だけでいいのでは?
- 2対2は本当にいるのか?
- ダミーディフェンスはいるのか?
加えるのではなく、削る努力をしてみましょう
意外と不要な練習をしていることに気づきます
そして、
どれだけ考えても「これはこういう理由で削れない」
という強い理由づけがある練習は、信念をもって指導することができるはずです
その練習は、必ず良い成果につながるでしょう
というお話です
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三原学でした。それでは、また。
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