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1対1の練習でチーム力を高める!効果的な指導法とポイント
みなさん、こんにちは。三原です。
今日は、バスケットボールの基本中の基本である「1対1」の練習方法について、詳しくお話ししていきたいと思います。
1対1とパスは対立するものではない
よく指導者から「うちの選手は1対1ばかりして、パスをしない」という悩みを聞きます。
逆に「パスの方が早いから、1対1はあまりさせたくない」という声も聞きます。
でも、これって本当は対立する話ではないんです。
なぜなら、1対1の練習は「ボールを持ってから」始まるのではなく、「ボールをもらうところから」始まるべきだからです。
効果的な練習方法の具体例
では、具体的にどんな練習をすればいいのでしょうか。
まず、45度の位置で1対1をする場合を考えてみましょう。
従来の練習方法だと、45度の位置でボールを持った状態からスタートすることが多いと思います。
でも、それを少し変えて、トップの位置からパスをもらうところから始めてみましょう。
こうすることで、ディフェンスを振り切ってからボールをもらう動きが自然と身についていきます。
シュート・ドリブル・パスの優先順位
ボールを持ったら、次の優先順位で判断するように指導します:
- まずはシュートを狙う
- シュートが打てなければドリブルで攻める
- ドリブルで攻められなければパスを選択する
この優先順位を明確にしておくことで、選手たちも迷わずにプレーできるようになります。
また、シュートやドリブルで攻めきれなかった場合は、パッサーにボールを返して、もう一度チャレンジする。こういった練習方法も効果的です。
練習の発展形を取り入れる
基本的な1対1の練習に慣れてきたら、次は発展形を取り入れていきましょう。
たとえば:
- パッサーにボールを返して、すぐにリターンパスをもらう
- 2対1の練習も並行して行う
- パッサーも攻められる選手として参加する
このように段階的にレベルアップしていくことで、より実践的な力が身についていきます。
指導者として大切にしたいこと
最後に、指導者として心に留めておきたいポイントをお伝えします。
まず、選手一人一人の成長のペースを大切にすること。
焦って難しい課題を与えすぎると、基本が疎かになってしまいます。
また、「パスか1対1か」という二者択一の考え方ではなく、状況に応じて最適な選択ができる力を育てることを目指しましょう。
そして何より、選手たちが考えながらプレーできる環境を作ることが大切です。
「これをやれ」という指示だけでなく、「なぜそうするのか」を考えられる選手を育てることが、長期的な成長につながります。
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