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バスケの作戦はこの2つで決まる!「切り替わる」と「混ざる」

バスケの作戦はこの2つで決まる!「切り替わる」と「混ざる」

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

今日は「バスケの作戦を立てるコツ」について。
結論からいきますね。大事なのは、この2つです。

  • 切り替わる

  • 混ざる

この2つは、バスケットボールならではの特徴です。
他のスポーツにはなかなかありません。
だから、これを理解して作戦を立てればうまくいきます。
逆に、ここを考えないで作戦を立てると、バスケらしくない動きになってしまうんです。


1つ目:「切り替わる」

バスケットボールには、攻めと守りの境目がありません。
オフェンスをやったらすぐディフェンス。ディフェンスをやったらすぐオフェンス。
この切り替えが一瞬でやってきます。

野球をイメージしてみてください。
攻撃が終わったらベンチに戻って、次の守備につくまでに少し休憩があります。
守備から攻撃に移るときも同じです。

でもバスケにはそれがない。
しかも、オフェンスで前に進めば進むほど、自分のゴールから遠ざかります。
つまり、攻撃しているときこそ、ディフェンス的には最悪の状態なんです。

だからこそ、切り替えが遅いと相手にガラ空きのリングを攻められます。
逆に、切り替えが早ければ、こちらが相手の隙を突けます。
これがトランジションの大事さです。

もし今、あなたのチームがトランジションを軽く見ているなら、ぜひ見直してほしいです。
ここを鍛えるだけで、試合の流れは大きく変わります。


2つ目:「混ざる」

もうひとつの特徴は「混ざる」。
これは、敵も味方も同じスペースに入り乱れることです。

たとえば、バレーボールはネットがあるので混ざりません。
自分たちのコートで完結します。
でも、バスケは違います。コートの中で全員が入り交じります。
これがカオスを生み、状況判断の大切さを引き上げます。

ポイントは「どこが狭くて、どこが広いのか」を見極めること。

たとえば、ボールマンがディフェンス2人に囲まれたとします。
そこだけを見ると「世界中が狭い」ように感じますが、逆に言えば他はガラ空きです。
そこにパスを飛ばす、もしくは味方がカットインしてボールをもらう。
これで一気にチャンスが生まれます。

ディフェンスも同じで、ダブルチームを仕掛けたら後ろは弱くなっている。
この感覚を持つことが大切です。

オフェンスは、相手を1対2に引きつけてズレを作る。
そこからクローズアウトやミスマッチを攻める。
これが全ての戦術の土台になります。


「切り替わる」と「混ざる」を組み合わせる

この2つを意識するだけで、作戦は大きく変わります。

  • 切り替えの速さで相手の隙を突く

  • 混ざる中でスペースを見極め、有利を作る

バスケは5人対5人が常に動き、状況が目まぐるしく変わります。
その中で、この2つを意識するだけで、戦術の精度はグッと上がります。

逆に、これを考えずに作戦を作ると、バスケの特徴に合わず、機能しにくくなります。


まとめ

今日は「バスケの作戦はこの2つで決まる」というテーマでお話ししました。

  • 切り替わる(トランジションの速さ)

  • 混ざる(スペースの見極め)

これは他のスポーツにはない、バスケ特有の大きな特徴です。
チームの作戦を立てるときは、必ずチェックリストに入れてください。

練習や試合でこの2つを意識すれば、プレーの質は間違いなく変わります。
そして、あなたのチームは一歩ずつ強くなっていくはずです。

 

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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