こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
※YouTubeアップしました
今日のテーマは「誰にでも勝つチャンスはある」という話です。
結論から言うと「戦い方を試せ。同じ方法は2度使うな」ということです。
この話を深堀りしていきたいと思います。
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▼おすすめしたい一冊の本
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わたしがあなたに強くおすすめしたい一冊の本があります。
それは、吉井四郎さんの『私の信じたバスケットボール』という本です。
このブログやYouTubeを何度も見てくださっている方は、きっと耳タコかもしれませんね。
でもまだ読んでないよ、というバスケット指導者の方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
本当に素晴らしい本です。
その中で、わたしが最も好きなフレーズの一つが「誰にでも勝つチャンスはある」という言葉です。
これを今日は深堀りします。
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▼勝つチャンスとは「戦い方を変えること」
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「誰にでも勝つチャンスはある」というのは、単純に「10回やったら1回勝てるかも」という見込みの話ではありません。
そうじゃないんです。
「10通りの戦い方を試せば、1回は勝てるチャンスがある」
これが本当の意味です。
この違い、わかりますか?
同じことを繰り返してもダメなんです。
違う戦い方を試すことで、勝機が見えるという話なんです。
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▼NBAプレーオフにも表れていること
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NBAのプレーオフを見ていても、これがよくわかります。
たとえばデンバーナゲッツとロサンゼルスクリッパーズの試合。
1試合目は接戦だったのに、翌日は30点差がついたりします。
たった一日でそんなに変わるのか?と思うでしょうが、実際に起こるんです。
これってつまり、戦い方を変えた結果なんですよね。
私たちの学生バスケでは、トーナメント形式が多いので、1回きりの勝負です。
でももし何回も戦えるとしたら、やっぱりいろんな結果が出るんです。
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▼努力と同じくらい工夫が大事
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だから、「誰にでも勝つチャンスがある」っていうのは、決してただの根性論ではありません。
努力や気合ももちろん大事です。
だけど、もっと大事なのは「戦い方を変える勇気」です。
たとえば、前回うまくいかなかったディフェンスを変えてみる。
攻め方をペースアップしてみる。
リバウンドにもっと人数をかけてみる。
そういう具体的な工夫をしていくべきです。
それがコーチの仕事です。
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▼コーチの「諦めない姿勢」とは
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もちろん、チームとしてのフィロソフィーは大事にします。
「うちはこういうバスケットをする」という核は変えません。
でも、相手によって、手法を柔軟に変える。
これが本当に大事なんです。
だから、「同じ戦い方を二度しない」。
これをぜひ、あなたにも意識してもらいたいと思います。
春の全国大会予選、大学の公式戦。
大事な試合が近い人も多いでしょう。
そんなときこそ、過去の対戦を思い出してください。
前回と同じことをしたら、同じ結果になります。
でも、もし違う戦い方を仕掛けたら?
きっと、違う結果が出るはずです。
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▼最後にあなたへ
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たとえば、マッチアップを変える。
ディフェンスのプレッシャーを強める。
オフェンスのリズムを変えてみる。
何でもいいんです。
大事なのは「同じことを繰り返さない」という覚悟です。
そして、それこそがコーチの「諦めない姿勢」だとわたしは思います。
選手の「諦めない」は、ボールを追いかける姿勢です。
コーチの「諦めない」は、戦術を工夫し続ける姿勢です。
最後にもう一度言います。
「誰にでも勝つチャンスはある」
それは、戦い方を試す勇気を持ったときに訪れます。
今日の参考文献
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三原学でした。それでは、また。
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