こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
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いつ攻めるか？バスケの攻めのコツを解説
バスケをしていると、「いつ攻めればいいのか？」というタイミングの問題が出てきますよね。
今日はそのコツについて解説します。
バスケでは、ボールを持った選手がどんな状況にいるのかを見極めることが重要です。
それを理解するために、「ディスアドバンテージ」「イーブン」「アドバンテージ」の3つの状態について詳しく説明していきます。
1. ディスアドバンテージの状態では攻めない！
まず、「ディスアドバンテージ」とは何か。
これは、ディフェンスに完全に抑え込まれている状態のことです。
例えば、
- ダブルチームに挟まれている
- ドリブルを止めてしまい、ディフェンスに密着されている
- ボールを持っているが、身動きが取れない
こういう状況では、攻めるべきではありません。
しかし、多くの選手はここで無理に攻めようとしてしまいます。
1対2の状況で突っ込んでシュートを打とうとしたり、無理やりパスをしようとしてミスをしたり。
でも、これではチームにとってマイナスです。
ショットクロックが残り少ないなど特別な状況を除けば、ディスアドバンテージの状態では攻めず、すぐにボールをパスして状況を改善することが大事です。
2. イーブンの状態も攻め時ではない
次に、「イーブン」の状態。
これは、ディフェンスとオフェンスが互角の状態です。
例えば、1対1の状況で、
- ディフェンスはしっかりと構えている
- 自分も自由に動けるが、明らかな優位性はない
こういう時、直感的に「攻めよう」と思うかもしれません。
でも、実はこの状態ではディフェンスの方が有利になりやすいのです。
なぜなら、ディフェンスは「カバーの準備ができている」からです。
たとえ目の前の1対1に勝ったとしても、すぐにヘルプディフェンスが来る。
だから、むやみに攻めるのではなく、チーム全体の状況を見て判断することが大切です。
3. アドバンテージの状態を見逃すな！
では、いつ攻めるべきなのか？
それは「アドバンテージ」の状態になった時です。
代表的なのが「クローズアウト」の瞬間です。
例えば、
- パスを受けた瞬間、ディフェンスがシュートを警戒して飛び出してくる
- その隙を突いてドリブルで抜く
- ディフェンスが遅れている「後追い」の状態になっている
このような時は、オフェンスが「後出しじゃんけん」で自由にプレーを選択できます。
ディフェンスが対応する前に、シュート、ドライブ、パスといった選択肢を持つことができる。
これが「攻めるべきタイミング」です。
4. アドバンテージには2種類ある
実は、「アドバンテージ」には2種類あります。
1つ目が「スモールアドバンテージ」。
これは、ディフェンスが後追いになっていて、少しの優位性がある状態。
例えば、シュートチェックのためにディフェンスが飛び出してきた時、ドライブで抜ける可能性が高い。
2つ目が「ビッグアドバンテージ」。
これは、ディフェンスが完全に逆方向を向いていたり、大きく崩れている状態。
例えば、
- 味方のドライブにディフェンスが寄った瞬間にパスをもらう
- ディフェンスがそっちに気を取られている間に自分がフリーになっている
この状態なら、確実に攻めるべきです。
特に「ディフェンスの矢印（意識）」がどこに向いているかを見極めることが重要になります。
5. チームでアドバンテージを作り出そう
最後に大事なのは、「チームでアドバンテージを作り出す」ことです。
個人のスキルだけでなく、チームとして「攻めやすい状況」を作ることが勝利につながります。
例えば、
- パスのタイミングを意識して、クローズアウトを誘発する
- スペーシングを意識して、ディフェンスを引き離す
- 味方の動きに合わせて、適切な位置でボールをもらう
こうした意識があると、自然と攻めるべきタイミングが見えてきます。
まとめ
今日は「いつ攻めるか？」のコツについて解説しました。
ポイントは3つ。
- ディスアドバンテージ（不利な状況）では攻めない
- イーブン（互角な状況）では慎重に判断する
- アドバンテージ（有利な状況）で攻める
そして、アドバンテージには「スモールアドバンテージ」と「ビッグアドバンテージ」があることを意識しましょう。
チーム全体でアドバンテージを作り出し、それを見極めて攻めることが、バスケで勝つための大きなポイントになります。
ぜひ、この考え方を実践してみてください！
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