2026年バスケ戦術

バスケのコート図の書き方【初心者向け解説】

バスケのコート図の書き方【初心者向け解説】

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

今日のテーマは「コート図の書き方」です。
全くの初心者がゼロから学ぶバスケ戦術シリーズの第4回。

戦術を理解するために欠かせないのが「図を描くこと」です。
コーチが理解するのはもちろん、選手自身が書けるようになると、プレイの理解が一気に深まります。

ですから、コート図の書き方は必ずマスターしてほしい基本です。


コート図の基本ルール

まず、リングの位置です。
世界基準では「リングを上に」して描きます。向かって左と右をサイドに。

逆にリングを下に描く人もいますが、国際的にはリングを上に置くのが一般的。覚えておきましょう。

次に、サイドの呼び方です。

  • ボールがある側 → ストロングサイド(ボールサイド)

  • 反対側 → ウィークサイド(ヘルプサイド)

これが分かっていないと会話がかみ合わなくなりますので、必ず押さえてください。


ラインとエリアの名前

ラインの呼び名からいきましょう。

  • エンドライン/ベースライン … ゴール下の線

  • サイドライン … コートの両脇の線

  • 制限区域(ペイントエリア) … ゴール下の長方形。オフェンスは3秒ルールがあります

そして、重要なスポットです。

  • ネイル … フリースローラインの真ん中

  • エルボー … フリースローラインの角

  • ブロック … 制限区域の下の部分

  • ダンカースポット … バックボード横の狭いスペース

  • ペリメーター … 3ポイントライン沿いの外回り

さらにペリメーターを分けると、

  • コーナー(0度)

  • ウィング(45度)

  • スロット(エルボー延長線あたり)

  • トップ(真ん中)

最近は「スロット」という呼び方が特に一般的です。

また、フリースローラインの延長線や制限区域の延長線も大切です。
「ファールラインの延長」「レーンラインの延長」といった言葉も出てきますので、ぜひ覚えてください。


戦術図に使う記号

プレイを描くときは、次のルールがあります。

  • 波線 … ドリブル

  • 点線 … パス

  • 実線 … 人の動き

  • T字 … スクリーン

選手は○で囲んで番号を入れます。
オフェンスは数字、ディフェンスは「X1」「X2」のようにXをつけます。

これを共通のルールとして使うことで、誰が見ても同じ意味で理解できます。


まとめ

今日は「コート図の書き方」についてお話しました。

バスケのプレイは、図にすると一気に理解が深まります。
選手もコーチも、ぜひ手書きで練習してみてください。

何度も書いていくうちに、プレイの動きや位置関係が自然と頭に入ります。
これは最高のトレーニングになります。

ぜひ、あなたもコート図を描いてみてください。

 

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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