YouTube原稿

親が子どもに「自主練」をさせるべきか?

親が子どもに「自主練」をさせるべきか?

こんにちは、三原です。

今日は、親御さんからいただいた、とても素敵な質問に答えてみたいと思います。

「親は、子どもに自主練をさせるべきでしょうか?」

こう聞かれると、ついつい「させたほうがいいよ!」って答えたくなりますが、わたしの考えはちょっと違います。

答えはこうです。

「させる必要はない。でも、一緒にやったらいいんじゃないですか?」


「子どもは言うことを聞かない。でも、やることは真似する」

これはわたしの経験上、まちがいなく真実です。

子どもは、親の言葉にはあまり反応しません。でも、親がやっていることにはすごく敏感です。

たとえば、親がバスケを楽しそうにしていれば、自然と「バスケって楽しいんだな」って感じ取るものです。逆に、口うるさく「やれ!」と言われれば、それだけでバスケが嫌いになってしまうことだってあります。

だから、「させる」よりも、「一緒にやる」ほうが、よっぽど効果があるんです。


「親の姿を見せる練習が、最高の自主練になる」

あなたがもしバスケが好きなら、ぜひ自分自身のために練習をしてみてください。

ドリブルでも、シュートでも、何でもいいです。子どもと一緒に練習に行って、「今日はお父さん、シュート練習するよ!」って言えば、それで十分です。

子どもが教えてくれるかもしれません。「フォームがちょっと変だよ」とか、「もっとこうやって打ったら?」とか。

そうなったら最高です。

親ができない姿を見せること。それは、子どもにとっては「安心材料」になります。「あ、パパだって下手じゃん」って。

それって、すごく大事なことです。


「楽しい会話、楽しい時間がすべて」

家でバスケの話をしない、という方もいらっしゃると思います。でも、わたしは逆にどんどんしてもいいと思います。楽しくね。

「ステフィン・カリーのシュートってすごいよね」とか、「あのプレーかっこよかったね」とか、そんな話でOK。

バスケを強制するんじゃなくて、「一緒に遊ぶ」って感覚でバスケと関わることが、子どもにとって最高の自主練になると思います。


「コーチ自身が上手くなろうとする姿が、最高の教材になる」

最後に、ミニバスのコーチをしている方へ。

自分自身が練習して、プレーの見本を見せられるようになると、それだけでチームにとって大きな財産になります。

特に小学生にとっては、目の前でコーチが「できる」ってことが、何よりの説得力になります。

わたしもまだまだ練習中です。かっこいいドリブル、シュート、やっぱり見せられるといいですよね。


親が一緒にバスケをやること。それは、技術を教えることではなくて、「姿勢」を伝えることです。

子どもにバスケを好きになってもらいたいなら、まず親が楽しむこと。

ぜひ、子どもと一緒に、たくさん失敗して、たくさん笑って、一緒にバスケを楽しんでください。

それが、最高の「自主練」になると、わたしは信じています。

最後にお知らせ

ありがとうございました。

バスケの大学では、指導者の悩み解決になるお話を無料メルマガで発信しています。

最初の1通目でプレゼント動画もありますので、ぜひこれを機にメルマガの登録をよろしくお願いします。

無料メルマガ講座はこちら

 

YouTube「バスケの大学」では、ラジオだけでは伝わらない図などを使った戦術解説をしています。

週に1~2本の放送をアップしているので、ぜひこちらもチェックしてください。

最後に、バスケの大学「研究室」では現在進行形で手掛けている最新のチーム作りについて、ほぼ毎日三原が記事を投稿しています。

  • ここでしか書けない話を共有したり
  • メンバーさん全員の質問に真剣に答えたり
  • 月に1回のオンライン勉強をやったり

しています。もし興味のある方は案内ページを一度のぞいてみてください。

バスケの大学「研究室」 ご案内 こんにちは、三原です。 いつも「バスケの大学」をありがとうございます。 バスケの大学には「研究室」というコミュニティ...

最後までブログをお読みくださり、感謝しています。

ありがとうございます。

三原学でした。それでは、また。

追記

アマゾンの電子書籍(kindle)で本をたくさん出しています。

わたしの作品一覧はこちらです

ちなみに、アマゾンアンリミテッドの方はすべて無料で読めます。

あと、アマゾンといえば、耳で聞くオーディブルもおすすめです。

無料キャンペーン中にダウンロードした本は、ずっと聞き続けられるので、お試しすることをおすすめします

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
バスケの大学メルマガ

記事を最後までお読みくださり、感謝しています!

このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。

同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。

最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

無料でメルマガ講座を購読する!

 

チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ
チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ