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わたしのバスケ勉強法【バスケの大学・三原学】

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

※音声で聞きたい方はこちら

わたしのバスケ勉強法

今日は、わたしが日々どのようにバスケを勉強しているのか、その方法についてお話しします。

YouTubeやメルマガで発信を続け、実際にチームを指導しているわたしが、どのようにバスケを学び続けているのか。

ありがたいことに、読者の方から「三原先生はどうやって勉強しているんですか?」と質問をいただきました。

シンプルな質問ですが、これは結構よく聞かれること。

せっかくなので、ここでまとめて紹介したいと思います。

結論から言うと、わたしのバスケ勉強法は「インプット」「アウトプット」「フィードバック」の3つを徹底すること。

この3ステップを繰り返すことで、学びを深めています。

では、それぞれについて詳しくお話ししていきますね。


① インプット:まずは仕入れる

まずは「インプット」、つまり情報を仕入れること。

これが最初のステップです。

バスケの勉強といっても、いろんな方法がありますが、わたしは基本的に お金を払って学ぶ ということを意識しています。

バスケの本やDVDはもちろん、最近ではオンラインの動画教材も多いですね。

国内のバスケ本はほとんど読んでいますが、それだけではなく、海外の資料も積極的に取り入れています。

特に「Googleアラート」を活用して、気になるキーワードを登録しておくと、それに関連する記事が毎日メールで届くので便利です。

気になるものがあれば、迷わず購入して学ぶ。

これはわたしの勉強法の大きなポイントです。

「無料でもたくさん情報はあるのに、なんでお金を払うの?」と思うかもしれませんが、わたしの考えとしては 「本当に価値のある情報は無料では手に入らない」 ということです。

もちろん、YouTubeやSNSでも勉強できますが、良質な情報には投資を惜しまないこと。

これがわたしの学びのスタンスです。


② アウトプット:学んだことを試す

インプットした情報を、そのままにしていたら意味がありません。

そこで大事なのが「アウトプット」、つまり実際に試してみることです。

わたしの場合は、自分のチームの練習で実際に取り入れてみることがアウトプットになります。

「これはいいな!」と思った練習メニューや戦術は、すぐにチームで試します。

ただし、ここで大事なのは 「ただ試すだけではなく、意図をしっかり説明する」 ということ。

いきなり新しい練習をやらせても、選手が「なんでこの練習をやるの?」と納得していなければ意味がありません。

だからこそ、「この練習はこういう狙いがあるんだよ」という説明をしっかりしたうえで、実践することを大切にしています。

もちろん、すべてがうまくいくわけではありません。

「これは良い!」と思って導入したものの、実際にやってみるとうまくハマらないこともあります。

でも、それも含めて「試してみる」ことが大切なんですね。


③ フィードバック:振り返りで学びを深める

アウトプットをした後は「フィードバック」。

つまり、振り返りをして、改善点を見つける作業です。

これは、実際の指導の中でも非常に重要なプロセス。

わたしは 必ずメモを取る ようにしています。

「今日やった練習はどうだったのか?」

「選手の反応はどうだったか?」

「うまくいかなかったところは何か?」

こうしたことを、その場でメモに残しておくことで、次の改善につなげることができます。

特に、うまくいかなかったことをどう改善するか?を考えるのはとても重要。

たとえば、練習がうまくいかなかった場合、「どこをどう変えればもっと良くなるのか?」を具体的に考えます。

「難しすぎたのか?」

「指示がわかりにくかったのか?」

「選手のレベルに合っていなかったのか?」

こうしたことを分析しながら、次の練習メニューを調整していきます。

また、書きながら考えることで、頭の中が整理されて、新しいアイデアが浮かぶことも多いです。


④ バランスが大事!インプットだけではダメ

よくある失敗パターンとして「インプットだけで満足してしまう」というのがあります。

本をたくさん読む、動画をたくさん見る。

それだけで「勉強した気」になってしまう。

でも、それでは実際に自分のものにはなりません。

逆に、アウトプットばかりしてフィードバックをしないと、「やりっぱなし」になってしまい、成長につながらない。

だからこそ 「インプット」「アウトプット」「フィードバック」 をバランスよく回していくことが大切なんです。


⑤ YouTube時代の学び方

最近は、YouTubeでの情報発信も活発になっています。

わたし自身も、バスケの知識を発信するためにYouTubeを活用していますが、YouTubeには「見やすいけど浅い情報」が多いというデメリットもあります。

だからこそ、気になることは 「もっと深く学ぶ」ことを意識する ことが重要。

無料で得られる情報もたくさんありますが、本当に価値のあるものには、やはり投資する価値があると思っています。

また、YouTubeの良いところは「聞き流しできる」という点。

時間がないときでも、移動中や家事をしながら学ぶことができるので、これもうまく活用していきましょう。


まとめ

というわけで、わたしのバスケ勉強法をまとめると、

インプット:本・DVD・オンライン教材・海外資料を活用
アウトプット:チームで試してみる・意図を説明する
フィードバック:メモを取り、改善点を考える
バランスが大事:インプットだけで満足しない
YouTubeもうまく活用する

この3つのステップをしっかり回すことで、バスケの勉強はどんどん深まります。

何か1つでも参考になれば嬉しいです。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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