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イライラすると怪我しやすいのは本当か?【バスケの大学・三原学】

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

※音声で聞きたい方はこちら

イライラすると怪我しやすいのは本当か?

こんにちは、三原です!

今日は 「イライラすると怪我をするって本当か?」 というテーマについて考えてみます。

結論から言うと、 「イライラすると怪我しやすい」は本当 だと思います。

なぜなら、 イライラすると視野が狭くなり、ミスや判断の遅れが生じる からです。

このテーマについて考えるきっかけになったのは、こんな質問をいただいたからです。


質問:15歳男子の保護者の方より

「先生は感情の浮き沈みと怪我は関係すると思いますか?」
「私はプレーを見ていて、イライラすると怪我をしやすいんじゃないかと思うことがあります。」
「先生の見解をお聞かせいただければ幸いです。」


この質問を読んで、 「鋭いな!」 と思いました。

実際、 イライラすると視野が狭くなり、無理なプレーをして怪我をするケース は多いです。

今日はその理由と、 どうすればイライラを防ぎ、怪我を減らせるのか? についてお話しします!


① イライラすると視野が狭くなる

人は焦ったり、感情が高ぶると 「目の前のこと」しか見えなくなる ものです。

これはバスケットボールだけでなく、 運転中の事故や日常生活でも同じ です。

例えば、 信号がチカチカしていると「早く渡らなきゃ」と焦って事故を起こすことがある のと同じ。

バスケでも、 イライラすると冷静な判断ができなくなり、周りが見えなくなります

その結果、
味方との連携ミス
無理なドライブやジャンプ
ディフェンスの足が見えず転倒

こういったミスが増え、 結果的に怪我につながる ことが多いんです。


② 怪我しやすい選手の特徴

実際に 指導歴の中で、怪我が多い選手には共通点がある ことに気づきました。

特に、 性格が激しい選手は怪我が多い傾向 があります。

🔥 すぐカッとなる選手 → ぶつかるプレーが増える
🔥 負けず嫌いな選手 → 無理なプレーをする
🔥 プレッシャーに弱い選手 → 焦ってミスが増える

こういう選手は 感情のコントロールを学ぶ ことで、怪我のリスクを減らせます。


③ イライラしないための方法

では、どうすれば イライラを防ぎ、冷静なプレーができるのか?

① 試合前のルーティンを決める 「試合前に必ず○○をする」と決めると、心が落ち着きます。
例えば、

  • 好きな音楽を聴く
  • 深呼吸をする(3秒吸って、6秒吐く)
  • ポジティブな言葉を唱える(「大丈夫」「冷静に」など)

こういった 「試合前のルーティン」 は、NBA選手でも取り入れている方法です。

② 自分の感情を「振り返る」習慣をつける
「イライラしたときに、どんなミスが起こったか?」を 日記やノートに書く と、感情を客観視できます。

③ 「技術向上」で余裕を作る
技術が向上すると、プレーに余裕ができて 慌てることが減る ので、怪我のリスクも下がります。
特に ドリブル練習 をすると、顔を上げる余裕ができ、視野が広がります。


④ まとめ

「イライラすると怪我をしやすい」は本当!

その理由は、 視野が狭くなり、ミスが増え、無理なプレーをしがちになるから

視野を広く持つ習慣をつける
試合前のルーティンを決める(深呼吸・音楽・ポジティブな言葉)
技術を磨いてプレーに余裕を持つ

この3つを意識することで、 イライラを減らし、怪我を防ぐことができます!

ぜひ、 メンタルのコントロールもバスケのスキルの一部 だと思って、取り組んでみてください!

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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