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【NBA】ボストンセルティックス「1-4スペインピック」わかりやすく 2024年プレーオフから

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

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【NBA】ボストンセルティックス「1-4スペインピック」徹底解説!

こんにちは、三原学です。

今回は、NBAボストンセルティックスが2024年プレーオフで多用していた「1-4スペインピック」という戦術についてお話しします。

スペインピックは、近年のNBAでも注目されている戦術の一つで、特にセンターのいないチームや、ボールハンドリングが優れたフォワードを活用したい場面で効果を発揮します。

この記事では、初心者にも分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!


1.「1-4スペインピック」とは?

「1-4スペインピック」は、1番(ポイントガード)がボールを持ち、4番(フォワード)と5番(センターまたはフォワード)がエルボー(フリースローラインの横)に配置され、2番と3番がコーナーで待機するセットアップから始まります。

  • ポイント①:4番がスクリーンをかける
    1番の選手が4番のスクリーンを利用してウイング方向へドリブルします。スクリーン後、4番の選手はポップアウトしてパスを受けるポジションへ。
  • ポイント②:5番のスクリーンと2番のスペインアクション
    4番がパスを受けた後、5番が4番のためにスクリーンをかけます。このとき、2番の選手がハイポストに移動し、スクリーンの裏をすり抜ける動き(スペインピック)を行います。

2.スペインピックの強み

この戦術の大きな特徴は、「ダイナミックなスペーシング」と「多彩な選択肢」にあります。

  • ① 1対1のチャンスを作る
    スクリーンの動きが複雑なため、ディフェンスがスイッチすることが多く、ミスマッチが生まれやすいのがポイントです。特にダイブする5番の選手がフリーになる場面が頻出します。
  • ② シューターを活かせる
    スクリーンプレイによってディフェンスがペイント内に収縮するため、ポップアウトした選手(4番や2番)がオープンショットを狙いやすくなります。
  • ③ 大きなセンターがいなくても機能する
    この戦術では、ボールハンドリングが得意でアウトサイドシュートも打てるフォワードが活躍します。セルティックスのように、クラシックなセンターがいないチームでも効果的にペイントを攻められます。

 


4.「1-4スペインピック」の練習方法

あなたのチームでも「1-4スペインピック」を取り入れてみませんか?ここでは練習方法のヒントをいくつか紹介します。

  • ① 動きの確認
    まずは各選手の配置と役割を確認しましょう。コーチがホワイトボードを使って戦術の全体像を共有するのがおすすめです。
  • ② 実戦形式で練習
    ディフェンスをつけた状態でスペインピックを実践し、ディフェンスの対応に応じた攻撃の選択肢を練習しましょう。
  • ③ 個々のスキルアップ
    特にピック&ロールやポップアウトの動きは、選手個々の判断力とスキルが重要です。反復練習を通じて精度を高めましょう。

5.まとめ

「1-4スペインピック」は、複雑な戦術に見えますが、適切に練習すれば大きな成果を生むことができます。

この戦術は、クラシックなピック&ロールの進化版とも言えるもので、今後もNBAだけでなく、さまざまなレベルのバスケットボールで使用されることでしょう。

ぜひあなたのチームでも挑戦してみてください!


次回も、戦術や練習法について分かりやすくお届けしますのでお楽しみに。それではまた

 

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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