こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
声が出る2つの練習設計
こんにちは、三原です。
いつもありがとうございます。
今日のバスケの大学のテーマは「声が出る2つの練習設計」です。
この放送を聞いていただいたら、すぐに効果的な練習の参考になれば嬉しいなと思います。
メルマガと質問について
私はメルマガを発行していて、読者さんから質問を受け付けるコーナーをやっています。
それ以外にもVoicyのコメント欄や、バスケの大学研究室の方で質問をいただくこともあります。
ほぼ毎日のように、どなたかの質問を受け付けている状況です。
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声が出ない問題
メルマガの方とかを中心に、必ずと言っていいほど毎日のようにいただく質問の1つが「うちのチームは声が出ない」というものです。
私も昔からずっと悩んできた問題です。
これは結構子供たちの気質というか、その年のチーム、代って言った方がいいんですかね。
今年の代は結構声が出るけど、次の代だと全然出ないとか、そういうことはよくあるんですよね。
だからこれ常に考えていかなきゃいけないと思うんです。
2つの練習設計
私が思う2つの練習設計をすると、かなり改善に向かうかなと思って、今までの経験上踏まえてお伝えします。
2つというのは、
- 実況中継させる
- 不便を設計する
です。
1. 実況中継させる
実況中継させるというのは、声を出すことの習慣化という意味で効果があると思います。
選手たちが声を出さない理由としては、恥ずかしいとか、めんどくさいとか、必要性を感じないとかっていう色々な理由がある中で、もう1個大きいのが「何を言っていいかわかんない」というものです。
実況中継は、やっていることを言うということです。例えば:
- ディフェンスしてたら「はいボールつくよ」って言ったり
- ヘルプポジションにいたら「ヘルプいいよ」って言ったり
- マークマンが上に上がったら「上に上がったよ」って言ったり
- シュート打つ時に「よっ」て言うとか
- リバウンド取ったら「取ったよ」って言うとか
これ何にも難しくはないですよね。
やってることを実況中継する。
こうしていくと声を出すことがだんだん習慣になってくるので、これおすすめです。
2. 不便を設計する
不便を設計するというのは、喋らざるを得ない練習にするということです。
例えば、ディフェンスの練習で4対4の練習をするときに、普通は自分の目の前の人にマークマンとしてディフェンスつきますよね。
それをゴール下でぐるぐるぐるぐる輪を回るように走らせて、コーチがゴール下からボールをパンっていう風にパスをした瞬間にそれぞれ一斉にクローズアウトしていく。
そのときは一瞬誰が誰についていいかわかんなくなるので、「自分は誰だでつくよ」「誰だでつくよ」って言わなきゃいけない。
こういうふうに、ちょっとやりにくくしてみるんですね。設計をする。
あるいは、自分のマークマン、あなたのマークマンはこの人ですよってはっきり決めるんじゃなくて、この状況に応じて「私はこっち」「あなたはこっち」って言い合わなきゃいけないような状況を作るとか。
これは1つのアイデアでしかないですけど、何かと不便を設計するってことですね。
まとめ
声を出すってことは非常にこう多くの方が持ってる悩みかなと私もそうなんです。
もっともっと自分のチーム声が出ればいいなっていう風に思うんですけど、何かこう1つのとっかかりとしてですね、
- 声を出す習慣化という意味では、やってることの実況中継
- チームプレイ中のこうコミュニケーションを円滑にするためには、快適な慣れししたもうねずっと繰り返しやっている単なる反復練習に何か不便なことを付け加えてみる
はいかがでしょうか。
発見、感想、気づき、質問あればコメントいただければと思います。
また練習で実際にやってみていただいて、その様子をコメントで教えていただいても嬉しく思いますので、ぜひぜひあなたのチームでやってみていただいて、また様子を教えてください。
よろしくお願いします。
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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