こんにちは、三原です。
今回は「ノースカロライナ大学のセカンダリーブレイク(速攻のフォーメーション)」というお話です。
これをお読みのあなたは
- 速攻のフォーメーションを知りたい
- 速攻の攻め方を具体的に知りたい
と思っていることでしょう。
この記事では、ノースカロライナ大のシンプルでありながらすばらしいフォーメーションを紹介します。
きっとあなたに役立つはずです。
これを書いているわたしはバスケ指導歴16年ほど。
高校バスケの現役指導者で、「バスケの大学」ではバスケの悩み解決になる情報を毎日発信しています。
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ノースカロライナ大学のセカンダリーブレイク
ノースカロライナ大学はバスケの超名門校です。
最も有名な卒業生は、マイケルジョーダンですね。
ノースカロライナは数々の戦術を時代に合わせて作っていますが、
長年、ずっと続けているフォーメーションがあります。
それがこの「セカンダリーブレイク」です。
これだけ長いこと使われているということは、とても効果的なフォーメーションであることの証明です。
リバウンドから走るコース
#5がリバウンドを取ったとします。
#1はポイントガードです。ボール側のサイドラインに広がってパスを受けます。
そしてリバウンドを取らなかったセンター#4は、エルボー(フリスローラインの角)を結んだ線の上を、リングに向かってダッシュです。
この#4のダッシュを「リムランナー」と言い、リムランナーが先頭を走ることが大切です。
同時に、#2と#3はサイドライン沿いをダッシュします。

#1は#4とは反対のエルボーラインをボール運びします。
パスが出せたら、すぐに飛ばしましょう。
まずは#4のインサイド
#1から#4にパスが飛べば最高です。
でもそれがダメなら、#2から#4にボールを入れます。


#4はなるべくリングの近くで、ディフェンスを押さえ込んでポジションを取りましょう。
しつこくインサイドを狙うことは、セカンダリーブレイクの大事な考え方になります。
ボールを逆サイドに展開
#4にパスが入らなければ、#1にパスを返します。
こうしている頃、リバウンドを取った#5がセフティーのポジションに到着するはずです。
パスは#5を経由して、逆サイドの#3につなぎます。
#4はボールの移動に合わせて、ローポストアップです。
しつこくインサイドを狙いましょう。



#5へバックスクリーン
これがノースカロライナの特徴です。
このスクリーン、めちゃめちゃ引っかかりやすいですよ。
#5が#3にパスを出すと同時に、#2が上に上がります。
そして#5にバックスクリーンです。

ディフェンスは警戒していない背後からスクリーンが来るので、かかりやすいのです。
ここがノーマークなら、#3から#5にパスを入れます。
ちなみに#1はスクリーンの邪魔にならないようにアウェイします。
センター同士のクロススクリーン
ここまででインサイドにボールが入らなければ、#3でボールが止まります。
この時はセンター同士がクロススクリーンです。
バックスクリーンで切れた#5が#4にスクリーンをかけます。
連続のスクリーンなので守りにくく、どちらかのセンターにパスが入るはずです。

まとめ:しつこくインサイドを狙いましょう
セカンダリーブレイクに限らず、速攻で大事なことは、
最後はゴール下のシュートで終わるということです。
速攻で外からシュートをしちゃうのはもったいないです。
外から打つのは、セットオフェンスでもできますからね。
ノースカロライナのシステムから学んで、速攻ではしつこくインサイドを攻めましょう、というお話です。
最後までおよみくださり、感謝しています。
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