こんにちは、三原です。
指導者であれば
- 生徒から信頼されたい
- 悩みを解決してあげたい
- 生徒の力になりたい
そう思うのが人情ですね。
では、信頼される先生は、そうでない人と何が違うのか?
これは断言します。
知識の量です。
圧倒的な知識量が、生徒の力になり、悩みを解決させます。
先日、体育の授業中にこんなことがありました。
先生、バスケのドリブルって、どうやったらうまくなりますか?
ちなみにその子は、ハンドボール部の生徒でした。
あなたなら、なんて答えるでしょうか?
わたしはこう答えました。
ドリブルのコツはね
手がボールに触ってる時間を長くするとうまくなるよ
さらにこう続けます
手のひらで叩くようなドリブルはダメ
手首を少し硬く
ひじの曲げ伸ばしでドリブルするといいよ
具体的な練習方法としては
1歩歩いたら、1ドリブルするように合わせてみる(1ステップ1ドリブル)
ボールは絶対に見ない
こんなことを、即答しました。
こんなふうにやるといいよ、と少し見本を見せながらです。
すると、質問をした子は「なるほど!」と満足するのはもちろんですが、関心のある他の生徒が近くに寄ってきます。
何やら、役に立ちそうな話をしているぞ。と来るわけです。
この瞬間、先生の意味が出ます。
つまり生徒から信頼されて、役に立ってる瞬間です。
さて、ここで考えたいのは、生徒から信頼されるベースとなるのは「知識」であること。
わたしの中にドリブルに関する知識があったから、それをパッと答えられたわけです。
決して情熱や、愛情、責任感などではありません。
それらは「知識」を伴わなければ、役に立たないからです。
たとえば医者が専門知識はないけど、あなたへの情熱や愛情、責任感だけで治療します!!任せてください!!と言われたら、恐怖でしかいないですよね。
でも、こと教育となると、知識を増やすことをせずに、情熱だけでなんとかなると思いガチなんです。そこが怖いところです。
ちなみに、わたしが答えたドリブルのコツ
- 手のひらからなるべく離れない
- 1ステップ1ドリブル
- 練習ではボールは絶対に見ない
これってわたしが考えたことじゃありません。
何十年も前に、吉井四郎さんが「指導全書」っていう本に書いたことなんです。
わたしはこの本をくり返し読んで勉強してるので、知識が血肉になっていた。というだけの話。
さらに、質問をしてくれた子がハンドボール部であることについては
- ハンドではドリブルチェンジがダブルドリブル
- 叩きつけるようなドリブルが多い
- オーバーステップを避けるために1つだけドリブルすることが多い
という知識をわたしが持っていたので、それを踏まえてアドバイスできたわけです。
今回お伝えしたかったのは、とにかく「勉強しないとダメ」ってこと。
指導者たるもの、情熱や愛情、責任感でなんとかしがちですが、それを「勉強する」という行動にうつして、はじめて生徒の役に立てますよ。というお話しです。
最後までお読みくださり、感謝しています。
ありがとうございました。
三原学でした。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
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