こんにちは、三原です。
いつの時代も、バスケットボールの中心はジャンプシュートです。
- オフェンスも
- ディフェンスも
- ドリブルやパスも
すべてシュートのための動作です。
逆にいえば、シュートが入らなければ、すべてがムダになってしまいます。それほどまでにシュートは大事なのです。
NBAで1試合100点取った記録を持つウィルト・チェンバレン。じつはフリースローが苦手でした。
このフォームを見て、あなたがコーチなら何をアドバイスしますか?— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) April 7, 2020
そして、シュートが入るためにはフォームが正しくないといけません。シュートは偶然ではないからです。
バスケットボールの指導で最も大事なことは、シュートフォームなのです。
YouTubeでも解説しています。
音声だけ聞き流してもらえれば、学べるようになっていますので、スキマ時間にぜひどうぞ。
とにかく右手をまっすぐ
細かい動きを気にすればキリがないのですが、とにかくシュートで大事なのは右手(ボールを持つ手)と考えましょう。
マイケルジョーダンの完璧なシュートフォーム
・ボールは右目の上
・右腕はリングに対して垂直
・右肘はリングを指す
・左手は添えるだけ
・リングの手前を見つめる
・真上にジャンプ
・足幅は肩幅
・下半身は自然に脱力
・ジャンプ最高点でボールを放つ
・絶対入ると信じて打つ pic.twitter.com/NFTCdTt5ml— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) March 29, 2020
マイケルジョーダン、1998年優勝を決めた「ザ・ラストショット」。世界一有名なこのシュートは、基本的なシュートフォームのポイントがすべて表現されています。あなたはこのフォームのどこがすばらしいと思いますか?わたしはやっぱり右ひじがまっすぐ伸びてるとこですかねぇ。 pic.twitter.com/JCAYiD8RqC
— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) April 15, 2020
右手から右足までの一直線を「シューティングライン」と言いますが、このラインをとにかくまっすぐにするのです。
https://twitter.com/coach_manabu/status/1282086844474114049?s=20
電車のレールのように
わたしは、親指と小指が電車のレールだと教えています。
レールでがっちりとボールをつかんで、シューティングラインを線路のようにまっすぐ伸ばせば、ボールは必ずまっすぐに飛ぶはずです。
だから合言葉は
- ボールをつかめ
- ひじを伸ばせ
この2つです。この言葉をくり返し使って、頭に叩き込みましょう。
良いフォームのシューターは、みんなボールをつかんで、ひじをまっすぐ伸ばしています。
カイルコーバーの美しすぎるシュートフォーム🏀
・親指、小指でボールをガッチリつかむ
・右腕はリングに向かって一直線
・フォロースルーを伸ばす
・左手は添えるだけ
・手首を返して人差し指からボールを放つ
・リングを長く見る
・ボールにバックスピンがかかる— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) May 9, 2020
練習方法はこの順で
まずは自宅でできるかんたんな練習です。
ほんとに単純ですが、ボールを片手で投げ上げるだけです。
これやるだけで全然ちがいます。
毎日5分やるとうまくなります。
元ニックス、アランヒューストンのシュート教室
・ボールは指でつかむ
・手のひら真ん中はつけない
・ボールを右肩の上に構える
・右腕は直線に
・ひじを伸ばす
・手首はきれいに折る
家でフォームをつくるだけで、本当に入るようになりますよ— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) April 12, 2020
右手左足
そして体育館についたら、まず右手左足のシュートをしましょう。
シューティングラインをまっすぐにして、ボールを投げ上げる練習です。
バックボードにぶつけるシュートをしましょう。
左手は添えるだけ
シューティングラインが、電車のレールのようにまっすぐになったら、次は左手を添えます。
漫画「スラムダンク」でおなじみの名ゼリフ、「左手は添えるだけ」です。
左手はボールがブレないための「壁」ですから、とにかく動かさないことが大事です。
シュートフォームで左手は主役ではありません。
・左手はボールを支える
・左手は添えるだけ
・左手は動かさない
これさえ守れば、左手を置く場所はどこでもいいです。こういう変わった場所でも、原則が守られていればシュートは入るものです— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) March 28, 2020
実際の練習では、こんな感じになります。左手がまったく動いてないところに注目してください。
ジャンピングシュート
フォームが固まったら、最後はジャンプしましょう。
- ボールをかまえる
- 3回軽くジャンプする
- 4回目でシュート
という練習をします。
今度はリングの正面からシュートです。
狙いはリングの「手前」です。この1点だけを見つめてシュートします。
シュートはただ入ればいいのではなく、リングに触れずに「スパッ」と入れるようにします。
外れるにしても前後にしよう
- リングは直径45センチ
- ボールは25センチ
- 左右10センチの幅がある
これをまずは理解しましょう。
そして今までのフォームがしっかりしていれば、ボールが左右にずれることはありえないはず。
ボールが左右にブレたら、それはフォームが間違っているということです。
なので、外れるにしても前後にずれるようにしましょう。
前後のずれならば、あとは力の調整で、すぐに入るようになります。
ボールをつかめ、ひじを伸ばせ
ということで、合言葉は
- ボールはつかめ
- ひじを伸ばせ
この2つをとにかくくり返してください。
電車のレールのように、右腕がまっすぐになれば、シュートは必ず入るよ。というお話です。
マイケルジョーダンの世界一有名なシュート「ザ・ラスト・ショット」
理想的なシュートフォームがすべて凝縮されています。
— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) April 19, 2020
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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ありがとうございました。それでは、また。