こんにちは、三原です。
- チームディフェンスのやり方が知りたい
- チームでどんな約束を決めておくかわからない
- 具体的になにをやればいいの?
こんな悩みを解決する記事です。
チームディフェンスの3原則は
- ポジション
- ビジョン
- トーク
この3つです。
ポジション = 正しい位置取りをする
ビジョン = ボールとマークマンを見る
トーク = 声を出して連絡する
これができれば、チームでディフェンスできます。
「みんなでがんばろう」だと漠然としていて根性論ですが、「ポジション・ビジョン・トークをやろう」となると具体的で、プレイに結びつけやすいです。
動画講義はこちらからどうぞ。
音声だけ聞き流してもらっても、理解できるようにつくってあります。
ポジション
マンツーマンディフェンスの姿勢には3つあります。
それぞれのディフェンスについては、過去の記事で詳しく解説しているので、上のリンクからそちらをみてください。



(引用:倉石平のディフェンシブバスケットボール)
図で見るとこのような感じになります。

- Aがボール
- BとCがディナイ
- Dがピストル
ですね。
ボールが空中にあるうちに「ジャンプ」
ボールがパスをされたら、空中にあるうちにポジションを移動します。


これをジャンプ・トゥ・ザ・ボールといいます。「ボールに飛びつけ」ってことです。
ディフェンスが弱い原因は、ジャンプが遅かったりすることが多いので、とても大切です。
写真で見ると正しいジャンプはこんな感じ。



ボールマンの姿勢からスムーズにディナイにジャンプできてますね。
一方で、遅れているとこんな感じです。



完全に遅れているのがわかります。
ボールが空中にあるうちにジャンプ、です。
「オデデオ」の順を取ろう
正しいポジション取りは、ボールから直線上に
- オフェンス
- ディフェンス
- ディフェンス
- オフェンス
この順になることです。

わたしはこれを勝手に「オデデオ」と呼んでます。
「ディフェンスのポジション取り=オデデオを作ること」と言い換えてもいいくらい、重要です。
以上がポジションのお話です。
ビジョン
続いてビジョン。
これはいつでもボールとマークマンを視野に入れましょうということです。
とくにオフボールのディフェンスである、
- ディナイ
- ピストル
この2つで大事になります。
合言葉は「顔の前に顔」
ディナイでもピストルでも、共通の合言葉は「顔の前に顔」です。
- 自分の顔の前に
- 相手の顔をおく
ということです。下の写真はディナイの場面。

顔の位置関係に注目しましょう。「顔の前に顔」の意味がわかりますね。
一方で、この写真だと負けてる例です。

顔が後ろにいっちゃってます。
これだとボールとマークマン、どちらかを必ず見失ってしまうのです。
だから顔の前に顔です。
トーク
最後は「声を出して連絡しよう」というトーク。
下の図を見てください。そしてこれが無言だと想像しましょう。

これに声を加えます。

後ろのディフェンスが「カバーいいよ!」と大きな声で言ってあげました。
すると周りに聞こえますから、ボールマンディフェンスはこう変わります。

抜かれても大丈夫とわかれば、強気でボールに当たれますよね。
声を出すだけで、ディフェンスが強くなる好例です。
声は技術の3割
後ろから「カバーいいよ!」という大声があれば、味方だけでなく、敵にも聞こえます。
つまりオフェンスはその声を聞いてビビるわけです。
1対1することをあきらめて、パスを返すかもしれません。たった声だけで。
そう、声は立派な技術なんです。
「声で3割増になるよ」とわたしは生徒に教えています。
とにかく大きな声を出してディフェンスしましょう。
まとめ
- ポジション
- ビジョン
- トーク
- ボールが空中にあるうちにジャンプ
- 「オデデオ」を作り続ける
- 顔の前に顔
- 声は技術の3割
というお話です。
まずはポジション、ビジョン、トークを理解し、練習しましょう。
そうすると試合の時でも、反省がしやすいです。
- ボジションが悪いから、ファウルが多かった
- ビジョンが悪くて、ノーマークを作ってしまった
- トークがよかったから、カバーができた
こんなふうに、具体的な振り返りができます。
ディフェンスの3原則、ぜひ大切にしてください。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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