こんにちは、三原です。
今日は海外の情報をお伝えします。
コーチ・ギブソンの「ハーフコートフープス」です。
This beautiful Belmont Backdoor Game Winner is a go to set that Rick Byrd has used for years.
Film Room: Belmont "Panic" Backdoor pic.twitter.com/0ewdm41OUE
— Half Court Hoops (@HalfCourtHoops) December 16, 2018
その名の通り、オフェンス戦術を中心に情報発信しているアカウントです。
おもしろいのでフォローすることをオススメします!
そんな中、パニックバックドアというプレイを説明します。
- 接戦時に、わざとプレスにはまる
- と見せて、バックドアを決める
という裏技的なプレイです。戦術好きのあなたはぜひどうぞ。
ちなみに、YouTubeでも解説しています。
もしよかったらご覧ください。
ボールに寄るのだけは絶対だめ
接戦で、相手がプレスの時、絶対やっちゃダメなことはなんでしょう?
答えはかんたん、ボールに寄ることです。
ボールが欲しくて、またはプレスされてる味方を助けてあげたくて、ボールに酔っていっちゃう気持ちはよーくわかります。
ただ、寄っちゃうとスペースがなくなり、ミスがしやすくなる。
ディフェンスが有利になっちゃうから絶対にダメなんです。
それをこのパニックバックドアでは、わざとボールに寄るという裏技をします。
絶対に成功するとは限らないので、オススメしませんが、「こんなバスケットもあるんだなあ」とおもしろいのは確かです。
あえて当たらせてバックドア
セットのプレイはこうです。
ディフェンスはバチバチに当たってきているのが前提です。
ボールマン1に、4がピックに行きます。

ふつうドリブルは、変なところで止まっちゃいけないんですが、1はわざと中途半端なところで止まります。
さらに、それに続いて2、3、4がボールに寄ります。
接戦時に絶対やっちゃダメなことだらけです。

ディフェンスがまともについてきて、「これはスティールできるぞ!」と色気を出した瞬間、2がバックドアに抜けます。
ディフェンスはボールの周りにみんな寄っているはずなので、ゴール下がぽっかり空くわけですね。

ということで、あらためてこのツイートを見てみてください。
ベルモント大「パニックバックドア」
・接戦
・わざとドリブル止める
・ディフェンスにあおらせる
・困ってると見せかけて
・バックドア!これで逆転勝ちってのがすごすぎる。
pic.twitter.com/jXQ3eV2P89— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) October 21, 2020
ツイッターで紹介されているプレイはバックドアが成功していますが、これがもし決まらなければ、2がコーナーでパスを受けてアイソレーションがいいでしょう。
これはわたしが勝手に想像したプレイです。でも、この続きはこれしかないんじゃないかな、と思います。

「当たられる」のではなく「当たらせる」
このプレイはギャンブル的なプレイに思えます。
練習したところで、どれだけ試合で使えるか、疑問ですね。
なのできっとわたしは自分のチームにこれをやらせようとは思わないでしょう。
ただし、1つ大きな学びがあります。それは
- ディフェンスに「当たられる」は、ディフェンス優位
- ディフェンスに「当たらせる」は、オフェンス優位
ということです。
なんだか言葉遊びみたいですが、これってかなり重要なことです。
どんなに激しいディフェンスが来ても、わざと当たらせるくらいのメンタルでプレイすれば、絶対にオフェンスが有利なはずです。
そんなことはチームの子たちに教えてあげたいと思いました。
あなたの参考になれば嬉しいです!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
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ありがとうございました。それでは、また。