オフェンス

テックスウインターに学ぶ「オフェンスの7原則」とは?

こんにちは、三原です。

耳で聴きたい方はYouTubeをどうぞ!

トライアングルオフェンスというNBAを席巻したオフェンスがあります。

マイケルジョーダンやコービーブライアントと共に、NBAを11回制覇したメインオフェンスです。

トライアングルオフェンス わかりやすく 【バスケットボール理論】こんにちは、三原です。 「トライアングルオフェンス」とは、世界一有名なバスケのオフェンス戦術です。 なぜ有名になったのか?そ...

このオフェンスの生みの親は、テックスウインターさん。

テックスウインターの著書には、オフェンスの7原則が書かれていて、それがすごくいい内容なので、この記事でシェアしたいと思います。

参考文献はこちらです。

オフェンスの7原則はこちらです。

ということで、7原則はこちらです。

  1. ディフェンスを破れ
  2. バスケットボールはフルコートのゲームだ
  3. スペースは5mにしろ
  4. 目的を持って人とボールが動け
  5. リバウンドとセフティまでやれ
  6. 陣形を保ち、パスコースを作れ
  7. 個人技を生かせ

1つずつ解説していきますね。

①ディフェンスを破れ

まず、ディフェンスをやっつけろってことですね。

パスを回したり、動いたりすることだけじゃダメということです。

  • 1対1で抜いて
  • ファウルをもらって
  • ゴール下を攻める

そういうオフェンスを常にしなさい。ということになります。

テックスウインターはこう言ってます。

バスケットカウント。

つまり「ゴール下の3点」が最高のシュートである。

②バスケットボールはフルコートのゲームだ

セットオフェンスだけを練習すると、走らないチームになってしまいます。

バスケットボールは、あくまでフルコートのゲームなんですね。

ハーフの練習ばかりやると、上手くなったように見えて、試合になるとそのプレイが全然使えないってことがよくあります。

  • 走りながら
  • 切り替えの中で
  • スピードを出して

プレイするときに、はじめて試合で使える練習になるのです。

ハーフばかりでなくて、必ずトランジションの練習をしましょう。

③スペースは5mにしろ

味方同士のスペーシングは5mが適切です。

それ以上近いと、ディフェンスは手を広げるだけで、1人で2人を守れてしまいます。

ちょっと極端ですが、こんな感じだとせまいですよね。

逆にしっかりとスペースを取れば、こんなにいいオフェンスになります。

ディフェンスはボールほど早く動けませんから、絶対に後追いになるわけです。

④目的を持って人とボールが動け

「パスしたら動け!」とか「止まるな!」とはよく言われますが、その目的が大事です。

ただ動くだけでは、スペースがつぶれてしまいます。味方同士が邪魔をしてしまうのです。

1つ1つの動きに目的があれば、組織としてのプレイにつながります。

以下のツイートは、それらの一例です。

⑤リバウンドとセフティまでやれ

シュートを打って、オフェンスは終わりではありません。

バスケットボールは切り替えのゲームですからね。

  1. シュート
  2. リバウンド
  3. ディフェンスに戻る
  4. セットディフェンス
  5. ボールを取る
  6. 速攻
  7. オフェンス

というようにぐるぐる回るのがバスケットボールの競技特徴です。

 

例えば、3がコーナーからシュートしたとします。

そしたら、リバウンドの形としては、

  1. 4と5は毎回リバウンド
  2. 逆サイドの2もリバウンドに参加
  3. 1がセフティ

という形を必ず作るべきです。

そして、シュートした3もセフティーに上がります。

リバウンドポジションがしっかりと作れれば、ボールを取れる確率も高まるし、もしボールを取られても、ハリバックしやすくなります。

⑥陣形を保ち、パスコースを作れ

いわゆる「合わせ」ですね。

ボールが動けば、味方も動くべきです。

基本的には、こんな動きが分かりやすい原則ですね。

もうちょっと詳しくは、わたしの過去記事で書いてありますので、そちらをお読みください。

オフェンスの合わせ 3つ方法をわかりやすく【バスケ戦術講座 第14回】「合わせろ!」「動け!」とコーチの方ならよく言うはずです。でも、どのように、どうやって、何のために動くのか。それを説明するのってけっこう難しいですよね。この記事では、オフェンスの合わせについて具体的に、わかりやすくお伝えします。...

合わせがしっかりできるチームは、ディフェンスのプレッシャーが強くなればなるほど、ノーマークができます。

逆に、合わせがないと、ディフェンスにつぶされます。

チームが強くなるかどうかは「合わせ」にかかってると言ってもいいでしょう。

⑦個人技を生かせ

これは「マイケルジョーダンルール」と呼ばれるものです。

テックスウインターがシカゴブルズのアシスタントコーチだった頃の話。

チームにトライアングルオフェンスを指導しているときに、時々感じることがありました。

マイケルはときどき、チームで決められた動きをしてくれないな

何度もチームで話し合い、練習でのプレイを観察して、テックスウインターはこのような結論に達しました。

戦術が個人の良さを消してはいけない

この考え方は、どんな戦術にも当てはまることです。

トライアングルオフェンスに限らず、世界にはすばらしい戦術がいくつもあります。

ただ、大事なことは戦術によって、個人技が生かされているかどうか。これだけを考えてください。

他のチームにとって成功的な戦術であっても、あなたのチームの個人技が失われていれば、その戦術はやるべきではありません。

 

ということで、どんな戦術をするにも大事な原則7つでした。

ぜひあなたのチームに役立ててください。

三原学でした。それでは、また!

 

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ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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