オフェンス

【バスケ】モーションオフェンスの原則

こんにちは、三原です。

モーションオフェンスって言葉、よく聞きますよね。

でも漠然としてて、なんのことかよくわかない。

そういう方、けっこういるはずです。

そんなあなたのために、わかりやすく、モーションオフェンスの連載を書きます。

お役に立ててもらえるとうれしいです。

動画講義はこちらです。

モーションオフェンスは良いとこ取り

モーションオフェンスっていうのは「動いて攻める」オフェンスなんですが、

理解するためには他のオフェンスと比較するとわかりやすいです。

  • まったく自由なフリーオフェンス
  • すべて決められているフォーメーションオフェンス

この2つと比較します。

するとこの2つの「良いとこ取り」がモーションオフェンスなんだってことがわかるはずです。

フリーオフェンスとの比較

フリーオフェンスとは、ボールを1つだけポンと与えて、

さあみんな、自由に遊んでごらん!

みたいにやらせるオフェンスだと思ってください。

  • 自分のやりたいように
  • 得意技をいかして
  • チームで話し合って

プレイするわけです。

これって、一番かんたんで、良さそうですよね。

でも覚えておいてください!

バスケでは「自由にやれ = 一番むずかしい」んです。

なんで自由にやれはむずかしいのか。

  • やりたいことがわからない
  • 味方同士がじゃまをする
  • 意見があわない

こういうことがよく起こるので、ストレスがたまります。

見ず知らずの人と、公園でいっしょにバスケをするような、

なんかやりづらさがずっと残る。

フリーオフェンスってそういうものです。

フォーメーションとの比較

ではフリーオフェンスの対極は何かというと、

それはフォーメーションです。

  • ボールマンも
  • オフボールマンも
  • プレイが決められている

チームで役割を分担して、ひとつの作品をつくるイメージですね。

フォーメーションのメリットは、チームの長所をいかしやすいことです。

弱点を隠すって言うこともできますね。

得意なことだけやって、余計なことはしない。

そのためにすべての動きが計画されている。

フォーメーションは有効なオフェンスです。

 

でも、もちろんデメリットがあります。

  • ディフェンスが先を読みやすい
  • おもしろくない

よくも悪くもワンパターンになりますから、ディフェンスからすれば、

「ああ、またあれね」みたいになって、止めやすいです。

特に試合の終盤、時間がたてばたつほど、プレイが読まれるのです。

これは嫌ですよね。

そんなことが増えれば、とうぜんプレイがつまらなく感じます。

フォーメーション自体は、それが決まったときの爽快感というか、おもしろさがあります。

でも、先を読まれやすいデメリットは、ストレスです。

 

加えて、ある1部分の動きしかしないわけですから、技術が伸びにくいというデメリットもあります。

たとえば「お前はスクリーンをかけろ!」という役割になっている人は、

3年間スクリーンばかりかけることになり、

ドリブルやシュート、パスはまったくうまくならない。

そんなこともありえるわけです。

良いとこ取りをすると

じゃあ、それぞれの良いとこ取りをするならば

  • 大まかな約束は決まっている
  • ディフェンスを読んで選択
  • 自分の得意技をいかす

そういうことになります。

フリーとフォーメーションの中間。

これがモーションオフェンスです。

例えていうなら

1+9=10 ですよね。

フリーは「?+?=?」です。何にもきまってない。

フォーメーションは「1+9=?」です。式が決まってる。

モーションは「?+?=10」です。めざす答えだけ決まってる。

 

または絵を描くことに例えると、

白い紙に「なんでもいいから書け」がフリー。

白い紙に「とにかくこれを書き写せ」がフォーメーション。

白い紙に「好きな色を使ってぬりえしましょう」がモーション。

 

まあこれらの例えがあなたにとってわかりやすいかどうかわかりませんが、

わたしは生徒に教えるときは、こんな例えを使ってきました。

モーション 3つのメリット

では最後に、モーションオフェンスのメリットをまとめましょう。

  1. 自主性
  2. 個人技
  3. 守りづらい

この3つです。

自主性

ある程度のルールが決まっていて、それを自分で判断する。

ディフェンスの状況、味方の状況を見て、プレイを選択する。

それは「自ら考えて行動」という、日常生活でもいかせる習慣につながります。

先生にやらされるのではなく、自分でプレイする。

そんな自主性を育てたければ、モーションが最適です。

個人技

自分に選択肢にあれば、それをたくさん広げたいと思う気持ちは自然ですよね。

だから、選択肢を広げるために、スキルを磨きたくなります。

もっとうまくなりたい!という気持ちに火がつくわけです。

フォーメーションではやらされてる感じがどうしても残ります。

フリーだと何をしていいかよくわかりません。

これだとうまくなりたいとは思わないのです。

選手のモチベーションを高め、スキルを向上させたければモーションです。

守りづらい

フォーメーションのところで言いましたが、先読みしやすいオフェンスほど守りやすいわけです。

であれば、ディフェンスを読むモーションは、もっとも守りづらいことになります。

ジャンケンでいえば、常に「後出し」されるわけです。

  • 右に行くフリをすれば
  • ディフェンスも右に行くはずだから
  • 左が空くな

みたいな駆け引きができるわけです。

常に主導権がオフェンスにある状態。それがモーションです。

まとめ コーチは木の幹を教えましょう

木は太い幹がまん中にあって、そこから枝や葉が伸びています。

わたしは生徒にはよくこう言います。

  • 先生は木の幹だけ教えます
  • そこからみんなが枝葉を伸ばしてください
  • 枝葉とは、みんなの得意技です

枝葉まで決めちゃうと、選手はつまらないし、伸びません。

かといって放任もダメです。

  • 判断基準となる木の幹をコーチが示す。
  • その中で選手が枝葉を伸ばす。

こんな関係が良いと考えて、わたしはコーチングしています。

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ありがとうございました。それでは、また。

 

ABOUT ME
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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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