こんにちは、三原です。
接戦になり、負けてしまいそうなとき、ファウルゲームという考え方があります。
わざとファウルして、時間を止める作戦です。
「どうせ負けるなら」という捨身の戦法ですが、それだけに難しいです。
- いつからやるのか
- どんなファウルがいいのか
これらをまとめました。
接戦に勝ちたい方は、選択肢を広げるためにこの記事をぜひお読みください。
YouTubeでも解説しています。
音声だけでも学べるので、聞き流しでもOKです。
24秒逃げ切られるときはファウル
まず前提として、試合はクリーンであるべきです。
わざとファウルするってこと自体が、本来はバスケットボールの競技精神から外れています。
ただし、接戦を戦う上で、ファウルゲームは有効なことも事実です。
わたしが考える1つの基準はこれですね。
ショットクロックより、ゲームクロックが短ければファウル
たとえば、試合の残り時間が20秒だとします。
そして相手に与えられたショットクロックが24秒です。
こんなときは、そのままボールを回されて終わりです。
なので、こういうときはファウルをして、フリースローをさせて、マイボールにします。
アンスポにならないように
ファウルゲームの目的はフリースローを外させて、マイボールにすることです。
ということは、マイボールにならなければ、何の意味もないわけですよ。
アンスポーツマンライクファウル(アンスポ)をすると、
- 相手に2ショット
- さらに相手ボール
これなので、まったく意味がありません。
アンスポになるのは、
- 明らかにわざとなファウル
- 激しすぎるファウル
- ボールにプレイしていない
- 残り2分を切って、スローインのボールがインになる前にファウルする
このあたりです。
すごく多いのは4と5。
接戦のときほど、ここに気をつけましょう。
普段から指導者が教えてあげておくべきところでしょう。
その他の特殊なファウル
ファウルっていうのは、がんばってプレイしたけど「やっちゃった」というのがふつうのことです。
でも、そうじゃなくて「わざと」ファウルをするプレイがあります。
いわば裏技でして、あんまりオススメしません。
わたし自身が自分の生徒にやらせたことも、一度もないかも。
でも、知識としては持っているので、紹介だけしておきます。
3点差でわざと2スローさせる
- 3点自分たちが勝っている
- 残り時間は数秒
こんなときは絶対にスリーを打たせないディフェンスをしますね。
このとき、わざとファウルして2ショットを打たせてしまい、逃げ切る方法があります。
ただ、これはギャンブルで、バスケットカウントになれば3点取られちゃいます。
アンスポになってもダメだし、フリースローのリバウンドを取られたら逆転されます。
ハイリスク、ハイリターンな戦法ですね。
ハックアシャック
接戦に限らず、フリースローの苦手な選手にわざとファウルする作戦です。
または圧倒的なシューターには、調子に乗らせないためにわざとファウルします。
フリースローを打たせて、調子に乗せない方法です。
20年ほど前に大活躍した「シャック」ことシャキールオニールに対する対策でした。
シャックはゴール下が無敵でしたが、フリースローが苦手だったので、わざとファウルするチームが増えたことが名前の由来です。
とはいえ、ファウルゲームで勝つのは難しい
いろいろ紹介しましたが、ぶっちゃけファウルゲームで逆転した試合を見たことは、ほとんどありません。
やはり、ファウルゲームにならないようにすることが大事ですね。
わたしの経験上、残り1分で5点差以上だと、かなり厳しいです。
そこまでにならないように、試合を進められるといいですね。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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